昨日、母の35日法要と納骨を行いました。
墓石には新しく母の名前が彫られ、やっと両親が眠る墓となりました。
母の骨壺を墓下の納骨室に納める時、24年前に納めた父の骨壺を見ることが
出来ました。
かなり質素な白焼きの壺で、いかにも骨壺という感じで母の骨壺は、表面に花の
模様があり2つ並べるちょっとアンバランスに見えましたがそれはそれで
アクセント?があって良いかもしれません。
11時から始まり、お経を上げてもらいその間焼香をして1時間足らずで納骨は
終わり“あれっ、こんなものかな”と感じました。
それでも、しきたり通りの法要は何とか終える事が出来、遺族としても一安心です。
後は、母を偲んで日々を過ごしていくことが故人の供養になるのかと思います。
これまで、母が亡くなってから仏事について聞いたり、調べたりすることが多く、
このような仏事に対するイメージもだいぶ変わりました。
今まで、仏事は形式的なことが多く、遺族はそのほとんどを年長者や葬祭業者に
頼らなくてはならないと思っていましたが、大まかな流れはあるものの
それ以外はかなり自由に決められるというものでした。
もっとも驚いたのは宗派で、遺族の考えで宗派にとらわれず葬儀を進めることが
でき、極端な話、先祖が仏教徒であってもキリスト教で葬式を出すことも
出来るということでした、これにはビックリです。
お坊さんに聞いてみると、どの宗派でも亡くなった人は平等であり、また、
宗派が違うからといって形式こそ違うものの故人は、全てにおいて尊いものと
考えることができという話でした。
うーん、何となく解るような。
でも、ひょっとして、そのぐらい自由度を持たせないと葬祭ビジネスでは客を
獲得できず苦肉の策として、そのように説明しているのかなとも考えてしまいます。
そんな、納骨を終えた日でした。
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