2022.3.18 地象情報・今日の空から「地震予測の結果・3月16日福島県沖Ｍ7.4、地象状況」

　北陸地方で地象観測を行っています。　今回は地震予測の結果と、地象状況です。

「3月4日発表の地震予測の結果」

　3月16日 午後11時36分 福島県沖を震源としたマグニチュード7.4 最大震度6強の地震が発生しましたが、この地震の最大震度を予測することはできませんでした。

　

　【3月4日の予測】予測震度・震度3程度（震度1か震度2の可能性が高い）予測期間3月4日から3月18日：　この予測から発生したと思われる地震は、3月5日 午前7時30分頃 三陸沖を震源としたマグニチュード5.0 最大震度1の地震が発生。この地震発生に伴う雪の地象であったと思われます。

　その後も同様の雪の地象の継続が見られたため、予測の更新を行いませんでした。

　3月8日 午前1時6分頃 石川県能登地方を震源としたマグニチュード3.7 最大震度3の地震が発生。　その52分後の午前1時58分頃 また石川県能登地方を震源としたマグニチュード4.8 最大震度4の地震が発生。（午前1時6分の地震に誘発され起きた地震と考えることができるかどうかは地震学の権威の方に聞いてみないとわかりません）

　その後も3月4日と同様の雪の地象の継続が見られ、2021年に新たに観測された雪の地象も観測されなかったため予測の更新を行いませんでした。

　3月16日 午後11時36分頃 福島県沖を震源としたマグニチュード7.4 最大震度6強の地震が発生。

　3月17日のＮＨＫニュース７で3月16日 午後11時34分頃に震度5弱の地震が発生していて、この地震に誘発される形で午後11時36分 マグニチュード7.4 最大震度6強の地震が発生したのではないかと思われると報道がありました。

　このニュースから少なくとの震度5弱の地震発生に伴う雪の地象が観測されるはずですが、実際には観測には至りませんでした。

　一日に数十センチ積もる雪も、一日に数センチあるいは10センチほど消える雪も、どちらも雪の地象を観測するうえで厳しい気象条件です。

　今回の福島県沖を震源としたマグニチュード7.4 最大震度6強の地震から、改めて地震予測の難しさを考えさせられました。

[地象状況]

！空の地象は、今のところ観測には至ってません。（空の地象は地震雲と呼ばれるものです）

！雪の地象観測：　現在観測中です。　雪の地象が観測され次第、このブログで地震予測を発表します。

！異常磁気の磁気変化の観測：コンパスの北方向は右へ10度ずれた状態が安定して続いています。　地震発生に伴う変化は見られません。

！その他の地象

　今のところ観測されていません。

　以上、「地象情報・今日の空から」地象状況でした。

地象観測による地震予測は、すべての地震を予測するものではありません。　この地震予測は個人的見解であり、公のものではありません。　地象観測から予測する地震予測の発表は、このブログのみで行っています。　ツイッター、その他のＳＮＳ等で発表は行っていません。

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