地象地震予報・今日の空から 地象観測による地震予測ブログ koji aizawa

 地象現象として現れる雲や雪の観測から地震を予測をしてるブログです。 地震の予測範囲は、近畿地方から東北地方までです。

2019.7.10 地象情報・今日の空から「雪の地象の概要、6月18日山形県沖M6.7、地象状況」

2019-07-10 15:18:07 | 日記
 北陸地方で地象観測を行っています。 今回は雪の地象の概要と、6月18日山形県沖マグニチュード6.7の地震、そして地象状況です。

 
「雪の地象から導き出される地震の揺れの強さ」

 雪の地象観測は12月から翌年の4月ころまで行い、雪の地象から広域を揺らす地震の揺れの強さを予測し、発表しています。
 
 雪の地象から導き出される地震の揺れの強さは、
①最大震度3(震度1から2の可能性が高い)の揺れが予測される。
②最大震度3程度の揺れが予測される。
③最大震度は、震度3から震度4のやや強い地震の揺れが予測される。
④最大震度は、震度4のやや強い揺れから震度5の強い地震の揺れが予測される。
⑤最大震度は、震度5強の強い揺れから災害を伴う強い地震の揺れが予測される。
 以上の5段階で地震の揺れの強さを発表しています。

 今年4月までの雪の地象観測から、①から⑤の地震発生に伴う雪の地象は観測済みです。 

 雪の地象を通年観測できる体制が整えば、天気予報のように広域を揺らす地震の揺れの強さを事前に予測し、発表することが可能です。 ただ、震源を特定することが難しいという難点はあります。
 
 季節外れではありますが、雪の地象と雪の地象から導き出される地震の揺れの強さの概要でした。


「6月18日山形県沖マグニチュード6.7」

 6月18日 午後10時22分 山形県沖を震源としたマグニチュード6.7 最大震度6強の広域を揺らす地震が発生しましたが、この地震発生に伴う地象の観測には至りませんでした。
 
 今年の3月の末ころから4月の末にかけて、気象庁が地震の揺れとして発表しない震度1以下の揺れが多かったとブログに書きました。 5月5日午後4時38分 佐渡付近を震源としたマグニチュード3.7の地震発生の後、震度1以下の微震を頻繁に感じることがなくなったため、佐渡付近で発生したマグニチュード3.7の地震発生に伴う前兆であったと思われる と、ブログに書きました。

~微震発生に伴う木造住宅の軋む音~
 こちらが3月の末ころから頻繁に感じた微震と微震発生に伴う木造住宅の軋む音は、3月から6月にかけて新潟県下越地方と山形県でどのように発生していたのか気になるところです。 やわらかい微震の揺れからくる軋む音、微震発生で木造住宅がキッ!あるいはギッ!と軋む音、それよりも短く強いニュアンスで軋む音の微震などがどのように発生していたのか、知りたいところです。
 私的な話として、微震発生に伴う木造住宅の軋む音で、短く強いニュアンスの音を頻繁に感じるときは、災害を伴う地震の発生を想定するべきと考えています。



[地象状況]

!空の地象は、梅雨空のため観測が難しい状況が続いています。(空の地象は、地震雲と呼ばれるものです)

!地震の揺れの強さを予測する雪の地象観測は、今年の12月から再開予定です。

!異常磁気の磁気変化の観測、コンパスの北方向は右へ10度ずれた状態が安定して続いています。 地震発生による変化は見られません。


以上、地象情報・今日の空からでした。



地象観測による地震予測は、すべての地震を予測するものではありません。 この地震予測は個人的見解であり、公のものではありません。 地象観測から予測する地震予測は、このブログのみで行ってます。 ツイッター、SNS等での発表は行っていません。

※2019年7月10日に公開したブログ記事を読み返したところ、ブログ記事に修正の必要性を感じましたので、本日2019年7月12日加筆修正しました。( koji.aizawa)







 



コメント
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