1969年にSEIKOが世界初のクォーツ腕時計「アストロン」を発売しました。
アストロン登場から3年後の1972年に発売された、愛用してる「39系クォーツV.F.A」。
クォーツ時計の中でも超高精度に調節された「V.F.A(Very Fine Adjustedの略)」。
資源に乏しい日本が世界と戦うには技術しかない。
高度経済成長期に世界に挑戦する日本の技術者の熱い気持ちを感じる時計です
腕時計では非常に珍しい、秒針の動きと同時に発光ダイオードが赤く点滅するセコンドフラッシュを搭載した機種で、この明かりは電池の残量も教えてくれます。
電池が少なくなると点滅しなくなるわけです。
70年代の特徴的なデザインである、グラデーションの利いた文字盤と美しい多面カットガラス。
上下非対称のカットガラスなんて手間かかってます。
こんなレイアウトの腕時計は二度と出ないだろうな〜。
39系キャリバーってのが非常に電池の燃費が悪く、電池を2個も入れてるのに1年くらいしか持たないんですね。
しかも使う電池がSR44という巨大なやつで、キッチンタイマーとかに使うボタン電池のLR44と同サイズです。
こんなデカい電池を入れててカットガラスも厚いもんだから、時計の厚みが約17mmもあります。
というわけで、このV.F.Aの電池交換をお願いするのは松戸市でも色々な古い時計の修理で信頼できるスズキさん。
ちゃちゃっと交換してくれます。
電池交換後はセコンドフラッシュが元気に点滅してくれます
これで来年の春まで大丈夫だな
徹底した問診と検査で痛みの原因を突き止め治します!
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