RZ250のタンクキャップのキーシリンダーの入れ替え（2）

まずは2台目のタンクキャップから分解します。

ビニール袋の中で作業してるのは、シリンダーを外した時に小さなパーツが飛び出て行方不明になるのを防ぐため。

シリンダーが見えるところまでは簡単なんだけど、ここから細かな作業に移ります。

まず、シリンダーのOリングの取り外し。

ここはピックツールが入らないほど細いんで、精密ドライバーでほじくり出します。

Oリング奥にスリーブが入ってるんで、ラスペネ吹いて逆さにして軽く叩いて取り出します。

スリーブを外した奥にシリンダーの抜け止めの真鍮の板が見えるんで、それを精密ドライバーでシリンダー側に押して凹ませてシリンダーを外します。

これでシリンダーが取れるんだけど、この時にキーを奥で止まる少し前まで差し込みます。

奥までキーを差し込むと抜け止めの板が飛び出たまま固定されて動かなくなってしまいます。

キーを完全に差し切らないことで、シリンダーの板が外れないようになり、なおかつ抜け止めの板が動くのが保てます。

分解完了

次に1台目のタンクキャップの分解。

2台目のとは造りが全然違って、空気穴のスペースがやたら大きい。

このために鍵穴の位置が真ん中からずらした造りなわけですね。

次にOリングを外してスリーブを取ろうとするけど、スリーブが固着しててビクともしない

24年も放置だったからな・・・

まあ、古いパーツをいじってればよくあること

さあ、どうやって外すかな・・・

とりあえず、固着を剥がすためにラスペネ吹いて冷凍庫にイン。

 

 

 

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