3月1日 季語 青麦
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暖かいいちにちになりました。
久しぶりにエッセイを読んでください。
1年前のこの季節に書きました。
ミモザの風
オオイヌノフグリが小さな花を咲かせた。
今年初めて花を見たのは二月三日だった。茶色一色だった庭に緑がちらほら現れる。
その中にうすい青い色の小さな花、オオイヌノフグリが増えていく。次は小さな花だ。
暖かい日が続くとコハコベが咲く。そしてフクジュソウ、カタクリと続き、春が訪れる。
そのころ、ミモザ色の風が吹く。
窓から外を見ると、風が吹く度に黄色い花粉が空中に舞う。
さぁーと黄色い帯が流れる。
右から左に、下からわきたつように上にも立ち昇る。
花粉症の人たちには申し訳ないが、見事なのである。
いつぞやは花粉を煙と見間違えて消防署に電話をした人がいたそうだ。
杉やヒノキは子孫を残したい一心で花粉を飛ばすのだろう。
この花粉はどこまで飛んでいくのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/96/501eeaba73001e1e35d7f5f711529ed6.jpg)
違う展開が浮かびません。いつか続きを書いて読んでいただけますように。
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