マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

『 Ghost 』

2009年11月30日 | Una pelicula favorita
  ゴースト ニューヨークの幻

 主演 パトリック・スウェイジ(Som Wheat)
 デミ・ムーア(Molly Jensen)
 ウーピー・ゴールドバーグ(Oda Mae Brown)
 トニー・ゴールドウィン(Carl Bruner)

 スタッフ
 監督 ジェリー・ザッカー
 製作 リサ・ウェインスタイン
 製作総指揮 スティーヴン・チャールズ・ジャフィ
 脚本 ブルース・ジョエル・ルービン
 撮影 アダム・グリーンベルグ
 音楽 モーリス・ジャール
 編集 ウォルター・マーチ
 字幕 戸田奈津子

 製作年 1990年
 製作国 アメリカ

 銀行員のサム・ウィート(パトリック・スウェイジ)は恋人のモリー・ジャンセン
(デミ・ムーア)と一緒に幸福な共同生活を始める。しかしモリーがサムにプロポーズ
した晩、2人を暴漢が襲い、モリーを守ろうとしたサムは撃ち殺されてしまう。
 地上を離れたサムの魂は天国へ行くことを拒否し、モリーをいつまでも見守る
ことを選ぶが、彼女に声をかけることさえできないのだった。

            

 ある日、サムは自分を殺した男を目撃し、その男がウィリー・ロペス(リック・
アビルス)という名であることを知るが、それを伝える術もなく途方に暮れている
所に、霊媒師オダ・メイ・ブラウン(ウーピー・ゴールドバーグ)に出会う。
 オダ・メイは詐欺まがいの行為で客の金を巻き上げるような女だったが、サムの
言葉に反応した。そこでサムは彼女を説得し、モリーとの伝令役を引き受けてもらう。
 最初半信半疑だったモリーだが、オダ・メイがサムしか知らないはずのことを
語るので信用し、そのことをサムの親友のカール・ブルーナー(トニー・ゴールド
ウィン)に相談した。ウィリーの家に向かうカールの後をつけたサムはそこで
カールが、不当な金を銀行を経由させることで正当な金に見せかけるマネー・
ランドリーに関わっている事をサムに気づかれたと思い、ウィリーと共謀して
自分を殺したことを知る。そしてサムがオダ・メイの手によってカールの秘密口座を
解約したことで、サムが生きているのではないかと疑い始めたカールはウィリーと
共に、モリーに襲いかかるが、サムとオダ・メイの助けによって救われ、カールは
ガラス窓に突っ込み死ぬ。モリーを助けるという使命も終わり、サムはモリーに
愛を告げ天国に昇っていった。

      

 彼女が目の前にいるのに、触れることも、話す事もできない哀しさ、自分が側に
いるのに、伝わらないもどかしさ、何回見ても堪りません。
 サムが亡霊となって、恋人モリーを“死んでも君を守りたい”という気持ちが
辛いほど解ります。2人でいる時はロマンチックになまめかしく、モリー自身も
何かを感じている様な気さえしました。その後、サスペンスもあり、ウーピー・
ゴールドバーグの妙な霊媒師の役は、コメディータッチなところもありで、演技が
最高に面白かったですね。 彼女は、確かこの映画で、出世したのです。
 アンチェインド・メロディと共にムーディなシーンは、泣かされました。

 ゴーストにお迎えが来るシーンは、善悪がはっきりと解りやすいのはいいのですが
表現が子供じみて、もう少し演出を考えて下さいって感じです。
 でないと、主人公の無念さが、何だか軽く感じるのです。

 又、この映画のいいところは、幾度となく流れるデミムーアの自然な涙だと思います。
 素晴らしい演技ですよね。デミ・ムーアさんは清楚ではっきりとした目鼻立ちで
ボーイッシュなエレガントさが漂います。本当にきれいな女優さんですよね。

 日本では、この年代にテレビのドラマで大地真央さん、中井貴一さん主演で
“天国から北へ3キロ”(だったと思う。)というのが、放映されていて、確か
事故で死んだ女性の霊が恋人のそばを離れようとせず、恋人に自分の存在を
伝えようとする、正にゴースト日本版でした。 主題歌が “The End of the World”で
見ていて何か切ない気持ちになったのを思い出します。 ゴーストを見た時、このドラマを
思い出したから、もっと前に放映されていたのかもしれません。

 



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