しぜん・ふしぎ・ワンダーランド

ふと、まわりの自然に 気がついたときから
ゆっくりと大きなとびらがひらかれていきます

牛たちと微生物たち

2023-06-17 07:44:47 | 日記

ホルスタインがのんびり反芻してるね。牛たちは、一旦食べた牧草を4つある胃袋のうち、大きな第一胃に送ってから、のんびりこ。

牛たちは、ゆったりできる時間に胃袋から牧草を口に戻して反芻。よく噛んだ牧草は、第二胃に送って、胃のなかでは微生物が牧草を分解しながら微生物がどんどん増える。

 

 

 

 

微生物を胃の中で飼っているんだよ。微生物たちが牧草を分解して微生物が増えて、増えた微生物を牛が栄養素として吸収する。

 

牛は草を食べて胃の中で養っている微生物を増やして、その微生物から栄養を摂るために、牛は草を食べているんだね。

 

 

牧場では、放牧した牛が牧草に舌を巻きつけて食べている。

緑の牧草がなくなる晩秋から春先には、牛舎の中でサイレージを食べさせて冬をしのぐ。牧草を刈り取ってぎゅーぎゅーに丸めてラップしてあげると、牧草についていた乳酸菌が増えてくる。乳酸菌が出した酸が他の微生物が増えるのを防いで、牧草がカビたりしない。

サイレージは、そういう牧草のお漬物みたいなもの。夏場に刈った牧草をラップして3か月ほどおいておくとサイレージになるから、牧草を保存しておく知恵の一つだね。

ラップを剥ぐと酸っぱい香りがします。

 

 

 

 

このサイレージは、稲で作ったサイレージ。籾ごと全部サイレージ化したもの。牛一頭に4kgほどを食べさせているそうです。

 

 

 

 

牧草を食べた牛のウンチにノコギリクズや籾殻を混ぜておくと、放線菌などの微生物が増えてベトベトで臭かったウンチを分解してサラサラにくれる。土を肥やしてくれる堆肥になる。

 

刈り取った牧草の畑に堆肥を撒いてから土にすき込むと、土壌微生物やミミズが増えてふかふかな土にしてくれる。ふかふかな土は肥料成分も水もほどよく保って、牧草や作物がスクスク育つ。

 

 

その牧草を、牛たちが食べる。

 

ぐるぐるぐるぐる。パーマカルチャー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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蛍と金ゴマ

2023-06-10 06:51:04 | 日記

夕涼。素足に下駄。堀の周りを散歩。

 

ホタルがすぅーと横切るのをぼぅーと観察していたした。せせらぎの草陰にふたつ、みっつ、木立の葉陰には、もっとたくさんの

ほのかなホンモノの蛍光に

しばし佇み見惚れていました。

金ゴマを蒔いたらニョキニョキ芽が出てきたよ。畑に植えてあげよう。

 

 

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水をめぐる旅

2023-06-07 12:44:56 | 日記

水をたどる旅。

のんびりとジオパークの

川を遡ってきました。

 

 

 

 

 

 

河口からしばらくは、曲がりくねる川。

そして田んぼを潤した水は、再び川へ、ちいさな虹のかかる滝となって

再び河口へ流れていきました。

 

 

 

 

 

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明日は里山整備の日

2023-06-02 06:32:44 | 日記

ズミの花かな?花びらが落ちていたから見上げたら咲いていました。地面からニョッキリ伸びた先に膨らんでいるのは、なんだろう。

山路を歩くといろんなふしぎに出会えるね。

向こうの山を眺めながらひと休み。

雪解け水が川を降り、土砂を運んで作られた扇状地には、大麦と早苗のパッチワークが広がっていましたよ。

明日は、里山整備の日。

コナラの木に、しいたけ菌を打ち込んで伏せておいたホダ木を立ち上げて、本伏せ作業を行いますよ。

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