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驚きがあるのよね

2017年04月14日 21時10分08秒 | 日記
産経新聞の連載小説「朝けの空」

面白いんですが。

皇室に関して結構踏み込んだこと書いてるのよね。

例えば大正天皇。
(作中ではまだ皇太子なので、大正天皇とは書かれてませんけども)

即位する前までは、結構ヤンチャしてたみたいな。
病弱なのに。

思ったことをそのままよく口にして、武道の演武見た後に、木刀構えて「サァ、来い」みたいなことを言ったとか。
ちょっとヤンチャ過ぎるでしょ。

優しい人だったと聞いてはいたのですが。
(例えて言うならアルスラーン殿下)

ヤンチャな人でもあったのね。

どのくらい優しかったというと、行啓訪問時に、訪問先の責任者に説明を受けたら

「素晴らしい」

とお褒めになり、その言葉で責任者をいたく感激させたとか。

あと、「朝けの空に」での話なんですが。

皇族からではなく、華族から皇太子妃として嫁いで来た節子妃に、教育の重圧が重く圧し掛かって来て
節子妃がその重圧に圧し潰されそうになってるのを見て

「教育であまり厳しくすると、節子妃の良いところが死んでしまうじゃ無いか」

と、教育係に言ったとか。
(でも、教育係は全く怯まなかったそうです。気骨ある人だったんですな。その教育係)

あまり信頼できる逸話を伝え聞いてない陛下ですから、読んでて楽しいんですよね。


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