素振りブログ。

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こういうGAROが見たかったのよ。

2016年06月04日 14時39分35秒 | 日記
劇場版GARO-ディバインフレイム、観てきました。

面白かったですよ。
息をつかせぬような派手なアクションに、GAROと切り離せない熱いテーマ「命の繋がり、親から子へ、子から孫へ。祖先から連綿と続く守りし者の系譜」

脚本小林さんですからね。
さすが分かってはるわーw

映画は3人の魔戒騎士、ガロ、ガイア、ゾロの3人と、魔戒法師エマを加えた4人と。
たった一人の命を取り戻すために、数えきれない命を犠牲にしようとする1人の魔戒騎士との闘いが主軸なんですけど。

その敵の魔戒騎士。
忠誠と愛を捧げた姫君を蘇生させるために、暴走してしまったのです。
「私にとっては姫様のみが守りし者の相手なのです」

つまり、守る対象に優劣をつけているんですね。
守りし者として守るのは姫様のみで、他はレベルが低く、他は犠牲になってもやむを得ない、と。

で、そんな彼の告白を聞いて、言うわけですよ。

死の世界から色々あって蘇ったヘルマン「それを認めちまったらホラーと変わらないだろうが!」

……震えるよねぇ。
他のシリーズと比較するのはあまり行儀いいとは思わないんですがさ。
平安ガロだと「魔戒騎士の命は、名も知れない民草の命より重い。だって魔戒騎士が死んだら守る対象を誰が守るの?」って事実上言ってるに等しいシーンありましたからな。
あのときは正直非常にガッカリしたものです。

ですから。
王道の「ボクの見たかったGARO」を完全にやりきってくれた感じで。
最初から最後まで興奮しまくりの映画でしたわ。

これは久々に観賞済みの映画DVDを買うかね?
そう、思いましたですわ。

~ポイント、ポイント感想~

メンドーサの事件から4年経ち。
レオンもアルフォンソも魔導馬の召喚を会得しているのにはニヤリとしましたねぇ。
成長したんだなぁ、と。

まぁ、戦士としては成長したけど。
レオン、男性としてはまだまだっぽいですが。
自分の童貞を捧げた相手・エマに二人きりになったとき。
いいようにからかわれてんのねw

ここのとこ、4年前と比較してそれほど成長していないんだなぁと思い。
面白かったですわ。


あと。
クライマックス直前。

息子であるロベルトに、ヘルマンが「どうせもう俺はじきに消えてしまう。名乗ったって悲しませるだけだ。名乗らずにただのおじさんとして去ろう」としているのを見て。
レオンとアルフォンソは「ヘルマンの優しさだ」と自分の父親、叔父の決意を認めたのに対し。
エマは「そんなの男の自己満足。独りよがりの自分酔いじゃない!」とそれを否定。
このあたり。男性と女性の感じ方の違いを感じて面白かったですなぁ。


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