素振りブログ。

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ジョジョ感想。

2015年06月10日 06時10分53秒 | 日記
今週のアニメのジョジョですが。

花京院の最期の思考は日本の父母のことではなく、DIOの攻撃に感じた疑問。
何故ハイエロファントグリーンの結界が、1本1本では無く、全て同時に、少しのズレもなく、切れてしまったのか?
そこから、DIOの能力に気づき、「最後の、メッセージです……」

そのあとのDVDの宣伝も卑怯ですね。
泣けるじゃないですか。

彼の死がなければ、DIOが時間を止める能力を持っていることに気づくことができず、承太郎も時の止まった世界に入門することはできなかったわけで。
彼の死は無駄では無かった。

しかし、時間停止の演出。
この絶望感。

こんな奴には絶対に勝てない。
そういう雰囲気が出てますな。

だけどさ。
負けるんだよな。DIO。

最終的に。

その敗因は、承太郎は「テメーは俺を怒らせた」って言ってたけど。

ホントのところは違うよね。

余裕をぶっこいて、花京院に致命傷を与えはしたが、首を刎ねる、頭を砕くなどの即死級ダメージを与えなかった。
これでしょ。

多分、自分が何をされたのか理解できず、混乱しつつ死んでいく花京院を見たかったんでしょうけど。
さぞ楽しいだろうからね。花京院のような頭のいい男が、自分の身に何が起きたのか全く分からず、もがき苦しんで死んでいくのを見るのは。
しかし。
彼は混乱はしたものの、その「何故だ?」を考え、答えを導き出した。

これがそもそもの敗因だよね。
2回言うけど、花京院が気づかなかったらDIOの能力に誰も気づかなかったわけで。

ようはさ、DIOって他人を基本的に見下し、舐めてるんですよね。
スタンドを持たない吸血鬼時代も、現在も。

俺は超越者だから、凡庸な有象無象の能力者に負けるはずが無い!!

そう、心の底で思ってるから。

吸血鬼時代もジョナサンの頚動脈を触ってる暇あったら一気に引き千切るべきだったし。

現在も、姿を隠して淡々と、1人1人即死させつつ倒せば勝てたのにさ。

まぁ、だからこそ王者なんだろとか言われそうですけど。
殺せんせーに言わせれば、彼は「隙のある人」って言われそうですよね。

ホント、ジョジョは人の命の大切さとか、人間の可能性、死を賭してでも成し遂げなければいないこと。
そういうものが散りばめられてますな。そこかしこに。

だからこそ名作なんでしょうけど。


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