素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

うんまー

2014年10月30日 22時49分00秒 | 日記
ワイルドターキー美味しいですね。
アルコール度数50と高いので、ほんのちょっと飲んだだけでもうクラクラですけど。

飲んだときに口に広がる良い香り。
1Lで2600円くらいしましたけど、これはコスパいいですね。
アルコール度数高いから、自然と消費量が少なくなりますし。
結果、高いレベルの娯楽を、末永く楽しめる。

ティーチャーズはクリーミーな味わいでしたが、これは刃物みたいな感じですね。
ザクザクっと、良いところだけ切り取って味あわせてくる感じ。

買った店では「ロックで飲むといい」と言われましたが。
少量グラスで原液のまま飲む方があっしは好みですね。
常温がいいわ。コレ。

ティーチャーズの倍くらいの値段しましたが、損をしたとは思えませんなー。

花山さんはこんな美味いものを愛飲しているのか。
(花山さんが飲んでるのはもっといいワイルドターキーだよきっと)



相棒の話。

思うのですが、今期のテーマって「法とは何ぞや」なんじゃないですかね?

初回スペシャルでは、犯人は内調の室長で。
犯行の主な動機は「金やくだらない個人の思想信条という理由で自分の生まれ育った国を外国に売り渡す売国奴を取り締まる法律が現在のこの国には無い。我慢ならないから俺が相応しい裁きを与える!」だったわけで。

2話目は物語の重要人物である官僚の息子である少年。
過去にいじめによるクラスメイトの自殺未遂という大きな事件を、クラスの保護者、学園の偉い人総出で示談に持ち込むことで「無かったこと」にされた。
その際に、自分は本当はいじめになんか関わってないのに、それだとまとまりが悪くなるから、と、いじめに加わっていた人間に「された」

そのせいで、正義が信じられなくなった子。
この子のせいで、事件が解決に向かうわけで。


そして3話目。
3話目はどぎつかった。

サイコパスの男が、自分の勝手な基準で「自分を裏切った」と判定した女の子を殴り殺し。
その罪を裁判で検察が立証できなくて、無罪判決。

で「一事不再理」の原則を逆手にとって、無罪が確定して数年「実は俺が真犯人でした」と言い出した。
(理由はそれをネタに本を書いて、金を儲けるため)

いや、反吐が出ましたわ。
一事不再理、一回確定した判決は、軽くなることはあっても重くなることは無い。
これが無いと、無罪判決で被告人が安心することが出来なくなるから、必要なシステムなのは分かるんですけど。
このシステム、今回の話のような反吐が出る事態が起きる可能性を孕んだシステムなんですよねぇ。

で、その悪魔のようなサイコパス。
何者かに殺されまして。

ざまぁ、なんですけど。

手を下したのが、その問題の裁判で弁護を務めた弁護士で。
ちょっと聞くと「自分の手で悪魔のようなサイコパスに相応しい裁きを与える機会を潰してしまった。その責任を取りました」なのかなぁ?と思ってしまうんですが。

真実は「自分の実績作りのために、被告人が真犯人であることを知りながら、無罪になるように仕向けた。いや、最初は本当はサイコパスは真犯人であることを認めていたのに「私に任せてくれれば無罪を勝ち取ってみせる」と唆した」
「サイコパスを殺したのは、奴が出版しようとした本にその顛末が明記されてあったから。本を出版されてしまうと、自分の弁護士生命が終わるから」
それが明らかに。

……クズばっかやん;
今回の悪人サイド、全員酷く苦しんで死んで欲しかったわ。
そう、マジで思いました。

そりゃさ、弁護士の仕事は「被告人の刑罰を軽くするために被告人に有利なことを主張する」ことですけどさ。
罪を認めている被告人に悪魔の囁きをして、真実を捻じ曲げる方向に向かうのは違うでしょ;

逆なら分かりますよ?
不合理な主張をする被告人に接見したときに
「そんな言い訳では誰も納得しないぞ」
「そんなことでは裁判官の心証が酷く悪くなる」
「それでもまだそういうのであれば、しなさい。私も全力でサポートしてあげる。でも、後悔しないね?」

これなら分かる。
根底に正義がありますしね。

でも、明らかに真実や正義から遠ざかる選択を「唆して」選ばせるなんて。
絶対間違ってるでしょ;

右京さんに真実を見抜かれた後。
その弁護士が「私の活躍のためには必要な犠牲だった」と開き直るのがね。
ようは私の正義の行いを最大限に行うためには名前を売る必要があった。あの事件を無罪にしたのは、私の実績作りのための尊い犠牲だ、と。
そう言いたいらしい。

……クズすぎます。
サイコパスに騙され、冤罪をテーマにした本を出版した出版社の重役の男が。
今度は「実は真犯人でした」本を出版してくれと持ちかけられて。
激怒してサイコパスを殴り飛ばしてましたけど。

彼の「出版を通して世の中に貢献したい」という、職業人の健全な魂とは正反対。
いい対比でしたよ。


まだ3話。
この段階でシリーズの方向性を決めるのは早いかもですが。
もし「法」がテーマなのであれば、私としては非常に楽しめる内容になりそうです。


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