日曜感想。

今週のラブライブサンシャインですが。

歴史の長さは普通想いの強さと繋がるもんだけど。
ヨウさん、ずっと一緒に居たのに、ポッと出のリコさんにチカさんを取られてしまった感。

明るく振る舞ってるけどそれを気にしてるのが痛々しかったですの。

私はリコさんの代わりじゃない、と言いたいんだろうけど、確実に。
それが嫉妬から出てること自分でも分かってるから、言い出せず。
（それに別に嫉妬しているからとヨウさんリコさんが嫌いってわけじゃないし）

結果、代役でいいやと半ば諦めで思い直そうとしたら。

ヨウさんはヨウさんで、リコさんの代わりじゃないとリコさんと他ならぬチカさんに言ってもらえる展開。
うむ。泣かせるぜ。

言い出せないことだったけど、一人で考え続けるとおかしい方向に行っちゃうよな。
でもそれを仲間のサポートで乗り越える。

良い脚本です。



今週のゴーストですが。

仮面ライダーゴースト。
最初はあまり面白くなかったですわ。
具体的に言うと１０話くらいまで。

１０話過ぎたあたりで、真正面から命の大切さに向き合うような脚本入れてきて。
面白いじゃんと思い出し。

半ばでなんかグダグダしてきて、正直つまらんなと思ってたんですが。
（だから感想も書かなくなった）

最終に入って来て、また面白くなってきましたな。

ああ、これはいいわ。
許すということの難しさと尊さ、人の繋がり、今ある絆に気づき、大切にすることの大事さ。

自分の父親を殺されたことを知り、一時憎しみに囚われてしまったけど、仇であると同時に仲間の家族であるアデルを許したタケル。
アデルを抹殺しないことで、仲間との絆を守り、自分の信念「皆と心を繋ぐ」も守った。
偉いじゃねぇか。

自分には絆は無いと思い込み、絆を持っている他人を羨み、妬み、それを全て無くしてしまおうと考えていたアデル。
最後の最後で、自分にも絆があると気づき、同時に他人の絆を守りたいという気持ちが蘇り。
「暴走したガンマイザーごと私を倒せ！」と言った。

最後の最後で、一人きりの孤独な世界から抜け出すことが出来たんだな。
死んでしまったわけだけどさ、彼の魂だけは救うことが出来たんだ。

ホント良い脚本ですねぇ。

終わりよければ全てよしって言いますけど。
この調子で最終回の脚本やってくれたら、私の中のゴーストの評価は結構いいところに落ち着きそうです。