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ギリギリ攻めて来るなぁ(殺人無罪感想)

2018年10月26日 19時20分10秒 | 日記
んー、まぁ。

今回もなんとかギリギリストライクを取ったというか。

なんか水曜日のダウンタウンみたいですね。
デッドボールかストライクか、ギリギリのコースを攻める、みたいな。

今回の被告人のDQNジジィ、実は軽度の認知症を抱えていてて。
それを主人公に裁判の中でワザと悪化させられて、公訴棄却で無罪判決を得たときにはもはや自分の名前も分からない、完全廃人状態にされてしまった。

ようは主人公が人間的に死刑執行したわけで。
先週言ったけど、どうせ交通事故での裁判なら、何人殺しても死刑には絶対ならない。
ならばあえて無罪判決を勝ち取り、被害者遺族に復讐の刃で殺させるのでは、なんてアウト予想。
(これが万一来たら読むのやめる的な意味合いで)
結果としてわりと近かったですかの。
絶対死刑にはならないから、人間的にぶっ殺して復讐の念を抱く価値も無いような状態に引き摺り下ろしてやった的な。
これにより、被害者遺族の少年の心に区切りをつけて、立ち直る切っ掛けを作ってやった。
憎しみは相手を完全に見下すか、自分が受けた以上の苦痛を与えてやらないと解消されないもんだしね。
で、作中でも言ってたけど、大事な人を殺された憎しみを抱えた人間は呪いのようにそれが付きまとい、真っ当な人生を歩むことが難しくなる。
それが分かって居るから、被告人を廃人に追い込んだ。

ギリギリだなぁ。
いつまでこの水曜日展開が続くのか分かりませんけど、デッドボールにならなかったから次回も一応読む予定。
ギリギリなんだけど、一応面白いと思うのよ。