素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

すでに心が負けつつある

2017年09月30日 13時07分16秒 | 日記
今、ヤンジャンで連載している漫画「ダイナー」で、スカルジャックっていうゲームやってますけど。
ブラックジャックをプレイして、そこで負けると鋭利な刃物になってるチップを口に含まされて。5回勝負して最下位になると1位のプレイヤーにそのままぶん殴られ、そこで耐えきれず吐き出せば負けで死刑になってしまうというゲーム。
料理ネタの作品のはずなのに、料理、関係ないよねぇw

まぁ、平山さんらしいゲームだとは思うんですが。
こういう、精神に来そうな惨たらしいだけのゲーム考えさせると上手い人ですね。

異常者をネタにした怪談本で、アウトロー集団の私刑を描く話あったんですけど。
アウトロー集団の怒りに触れて、拉致られた元ホストだか何だかの男が、そこのリーダーに

「男に必要のない部位はどこだ?」と聞かれ、元ホスト「髪です!」と青くなって答えたら

「違う。乳首だ!」と言われ、ペンチで乳首を引きちぎられる話あったんですが。
そこの描写もなかなか上手でした。

乳首と一緒に皮膚も引きちぎられて、乳首があった場所に剥き出しの肉が晒される。
やられた元ホストは泡を吹き、痛みのあまり失神してしまうという。
そんなことを丁寧に書いてた記憶。
(中世ヨーロッパでは実際にあった拷問方法らしいですな。これ)

スカルジャックの方も、いきなりチップ8枚分も負けてしまったカナコが、チップを口に含む描写細かかったですね。
チップを口に含んで、口の中がチップに切り裂かれる描写を丁寧にやってくれてましたな。
こういうのが平山さんだなぁ、とは思う。

ですけど。

この状況で、どうやって話を盛り上げるつもりなのか気になりますね。
もうカナコ、心折れかかってるし。勝てないだろ。
運よく勝てました、じゃあ読者納得できないし。
でも、負けたらボンベロを刺しにいかなきゃならないわけで。
殺されて来いと同義。話が終わってしまうよな。
主人公が殺されて終わりましたじゃ、無茶苦茶だよ。
だから、そんなことにはなるわけないと思いたいのですが。
ホントどうするんだ。