素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

掘り下げて欲しかったな。

2016年04月09日 12時47分38秒 | 日記
紅蓮の月の最終回ですが。

道満も救うと雷吼が宣言するのはかっこよかったですが。
(その前の心滅克服もね)

雷吼と道満が似た境遇にあることを、もうちょっと掘り下げても良かったのでは無いでしょうか?

道長の兄弟として生まれながら、兄とは違い、生まれてすぐに捨てられた。
その後、ずっと闇の中で生きてきた。

その苦しみ、心で育てて来た闇。

それをもうちょっとですね、掘り下げても良かったんでは。

ハッキリ言って、最終回。
雷吼がただかっこいいだけで、道満の闇については共感できず。

多分道長との絡みがあんまり無かったのが原因なんじゃないかな。

言うなればさ、雷吼のifなわけじゃないですか。
道満。

だったら、兄弟としての絡みを雷吼兄弟なみにとっておくべきだったんじゃあ?

でないと、光溢れる家に生まれたにも関わらず、捨てられて日陰で生きることを強いられた二人の男。
一方は闇にそのまま身を沈めたが、もう一人はそれでも光を手放さなかった。

この対比、生きてこないんじゃないですか?

紅蓮の月、燃えるとこちゃんとあって、楽しめた牙狼だったとは思いますが。
最終回だけは、ちょっと残念ですわ。

もうちょっとさ、前フリで掘り下げておくべきだったよね。



マヨイガ。

気まぐれで録画して、1話を見たんですが。

ダメ人間のオンパレードですな。

人生やり直しバスツアーに参加しているメンツは言うに及ばず。
そのバスを運転している運ちゃんも。

自分の人生に価値が感じられないから、他人に説教したり見下すことで自分を保とうとしている。

他人に説教したり見下している間は、自分は無価値じゃなくなるものね。

こういう行動原理、NHKにようこそで見た覚えがありますな。
主人公にエロゲつくりを持ちかけた、隣に住んでた元高校の後輩。
彼の行動原理に似てる気が。

主人公が「共食い」って拷問古今東西ゲームで口走って笑われてたけど。
まさしく「共食い」ですわな。
ダメ人間ズの。
NHKにようこそでも、主人公は隣人の元後輩を見下し、隣人の後輩も主人公を見下してましたな。
「共食い」

視聴後感はなんともいえない嫌な気分になる作品ですが。
こいつら全員、誰かの上に立てないと自分が保てないんだな。悲しい奴らだな。みたいな。
そのうち、この嫌な気分が味になってくるのかな?

とりあえず録画をとっておくけど、3話過ぎても嫌な気分が味にならず、ただの嫌な気分のまんまだったら。
録画全消しコースですねぇ。
(DVDに焼いて保存しておくことはしない)