72歳の百姓です。

農業の経験のお話です.

秋日和半作。

2006-09-03 21:17:13 | Weblog
昨日から共同乾燥施設に籾の搬入があり、受け入れ、乾燥が始まった、昔から秋日和半作の諺があるが、今入っている籾が面積に比較して、以外と少ない,8月から晴天が続き昼夜の温度差がなく、昼間蓄えた澱粉を熱帯夜が続いたために穂に蓄積できず消費したからだ、昼夜の温度差が多いいほど籾に澱粉の蓄積が多く、稔りが充実し豊作になると伝えられている,稲が穂を出してから稔るまでの積算温度は1000度、早物は30日で積算温度になり、稲は根っこが衰退して枯れ熟れの状態になっている、昨年のように籾の中に玄米が1杯つまつて籾が割れているような、籾は見当たらない。予想では作年より収穫が低いだろう。