72歳の百姓です。

農業の経験のお話です.

ニ-トは現代のひずみ

2006-05-31 23:26:43 | Weblog
最近ニ-ト対策に国会で色々と物議をかましている、対策だけ先走って肝心の原因については論じられてはいない、原因が親の甘やかしから無気力な子供を育て、結果社会に順応しない子供にしてしまった。親にある程度の所得があり、祖父母は恵まれた年金で裕福な老後を娯楽にあけくれている、こんな家庭で育った子供に学校で人一倍勉強して、希望をもって就職しようとは考えられない、家が貧しく、親が一生懸命に働く姿が、子供の手本になり、やる気を起こさせる。昔から子は親の背中を見て育つと言はれている、家ではろくに叱りもせず、甘やかして育て、子供のいいなりになっていては、子供の成長はなく惰性で生活を身につける、こんな子供がニ-トの仲間入りの原因になりやすい、親は学校が悪い、社会が悪いと、人のせいにする、人が悪いのではなく、自分や家庭が悪すぎるから子供もそれなりの子供に育つのです。

夏野菜

2006-05-30 22:35:28 | Weblog
この頃は一年中キュウリが出まわっているが、さんさんと輝く太陽のもとで取れたものが味や栄養価が最も良い、太陽のエネルギ-を一杯吸収した野菜は、ビタミンCを多く含み野菜のもつ酵素が、体に活力を与えてくれる、キュウリは昔からの言い伝えで、利尿効果があるといはれている、小便が良く出れば、血圧の高い人には、キュウリは血圧降下剤の効果があるので、これから夏にかけて、しっかり召し上がって、薬に頼らず健康を取り戻すチャンスと思います。トゲガ指に当たるような新鮮な鮮やかな緑色が風味も良く、これから暑い夏を乗り切る季節の食べ物の代表がキュウリではないでしょうか。

人と鳥獣の知恵比べ

2006-05-29 22:07:40 | Weblog
サクランボがやっと色ずき始めて、5-6日先には食べられると楽しみに待っていたら、野鳥に全部先に食べられてしまった。枝豆の種を播いて発芽してすぐに、野鳩にほとんど食べられ、又植え替えをさせられた。竹の子は猪の好物か地表に頭を出さないうちに掘り取られている、昨年秋に買った鶏3羽ともいたちの餌食になり、がっかり、次わグミが熟すが最近カラスが今か今かと狙って毎日調査に来ている・又近頃狸が来て野菜の植えてある所を掘りかやしている、堆肥を沢山入れているので、好物の幼虫を探しているらしい、農家は自然災害だけでなく、鳥獣にも、病害虫にもあらゆる知恵を出して打ち勝たねば、まともなものはとれない。

町民運動会

2006-05-28 21:30:58 | Weblog
今日は小学校の運動会が午前中にあり、午後から町民運動会が行われた。私も老人会のゲ-ム2種目に出場した。初めにゲ-トボウル、グランドボウルゲ-ムでゲ-トを先ず通してからボウルを転がして30m走りグランドゴルフのわっかに入れて次の人にバトンする、一組8人で、各地の代表4組で速さを競った。わがチ-ムはわずかの差で2着でした。次のゲ-ムは一升一杯、1組み8名で湯のみに着色した水を30m先の一升瓶に早く一杯になるよう交代でバトンするゲ-ム、湯のみ一杯入れて走れば到着した時には湯のみ半分ぐらいになり、一升瓶は口が小さく、あせって入れればほとりにこぼれて中々一杯にならない、結果3着。外に徒競走、玉入れ、ボ-ル運び、2人3脚百足競争、ビ-チボウル蹴り競争、綱引き、ボウリング競争、縄跳びトラック競争、ドリブル競争、ラグビ-ボウル蹴り競争、最後に総合リレ-で締めくくった。農繁期のさなかで多忙な時でも町民が多数参加して楽しい時を過ごした。

脳梗塞の友を見舞い

2006-05-27 21:20:01 | Weblog
昨年11月に脳梗塞に倒れ病院での治療を続けていた友人が、5月の中ごろ病気が安定したので、市営の介護施設に移されていた。病院で治療していた時と変わりなく、右の手足は動かないままで、言語障害は変わりなく、何を言っているのか理解できない。ただベットに寝たまま、毎日を過ごしているだけ、頭はしっかりしていて、大変喜んでくれた、また家の田んぼの状況を話して聞かすと、涙ぐみ家が気にかかるようだ、病気の快復が進まないためか、喜怒哀楽の感情がすぐでて、人が変わったようだ。私はベットで寝たままでは体力や言語の快復が出来ないと、施設の中でカラオケで楽しんでいる入所者が沢山いるのでむりやり連れて行き、カラオケを聞かせた。すると彼も人について歌い出した。歌詞は不明なとこもあるが、歌になっていた、毎日歌いに来るように、約束してくれた、介護士さんにもお願いして連れてきてもらうようにお願いしておいた、言語のリハビリに効果がありそうだ。帰る時にはしきりに手を振ってくれた。1日でも早く回復することを願っている。

水稲の管理

2006-05-26 20:53:26 | Weblog
今年は育苗期間に気温の上昇で苗が徒長し根張りが悪い苗の植えつけが多かった。又深植えになり活着のおくれなど、影響を受けたものが見うけられる、今後の水管理により、分けつの遅れを補わなければいけない、除草剤や追肥が終わればなるべく浅水を保ち、水温の上昇に努めましょう、又時には落水して、根に酸素が不足すると、肥料の吸収力が落ち分けつしにくくなり、又丈夫な茎葉に育ちません、土中にガスが発生して根腐れを起こします。今後の天気次第で梅雨が長引くようなら、追肥にNを少なめにして、Pを少し多めに施せば分けつも促進して、健全な稲に育ちます、又Nが多すぎたらいもち病が発生しますので、今後の天気予報には充分注意して、施肥料を加減しましょう。年によつては病害虫が異常発生することがあります、作柄の観察には、1ぶぶんだけでなく田んぼの全体を見て回りましょう。

日本の果物

2006-05-25 22:19:13 | Weblog
古くから栽培されてきたなじみ深い果物で、味は野趣に富み、郷愁を感じますが、最近は健康食品として評価されている、手間いらずに栽培でき、肥料や農薬を使わなくても良く出来ます。私が作っているものには、アケビ、グミ、サルナシ、ナツメ、ヤマモモがあります。アケビは果実が柔らかくなって収穫し、種ごとしゃぶります、甘くて美味しい、グミは果肉が赤くなったら収穫し完熟した物は、甘くて美味しいです、サルナシは果実が弾力があるようになったときが収穫時期で、数日追熟して食べます、キュウイフル-ツに似た味がします、又果実漬け〔焼酎〕しておけば疲労した時に飲めば、疲れが早く取れます。ナツメは果実を生食する外に、湯とうしして乾燥して砂糖と蜂蜜を加えて蜜ナツメで食べます。ヤマモモは生食と果実酒として利用すれば腹痛や、歯痛によいと薬種として利用されます。

ブ-ムは3年

2006-05-24 21:59:46 | Weblog
私が白メダカに興味をもち、最初に10匹8000円で購入し、繁殖に成功、翌年には 
1500匹育てて、インタ-ネットのオクションで販売にだしたら、思いのほか好評で年内には完売、2年目も2500匹全部売り尽くした。ペットショップからの注文に全部賄いきれないほどで、好評でした。注文先は沖縄から北海道までの愛好家からで、私のような物好きが沢山いることに、嬉しくもあり、驚きでもあった。昨年は白めだか、青めだかを3500匹繁殖したが、シロメダカは1匹50円でも買い手はごくわずかで、まだ売れ残りが沢山いる。青めだかは希少価値があると思ったが全然売れない、水槽での華やかさが白めだかよりないせいか、ブ-ムも3年すれば日本全土に行き渡ったと思われる。今年は繁殖は止めて、趣味の範囲で飼育する。

老後

2006-05-23 21:03:54 | Weblog
老後のことは老後になってみにゃあ分からん、つまらんとは誰も言わない、詰まらんことを問題にする必要はないのだが、年を重ねて来れば、自然といろんな思考錯誤に迷いが出てくる、若い時には子育てと生活に追われ、無我夢中で働いたものだ、定年前に住居を新築して、これから悠々自適な生活をと夢見ていたが、子供は生活の場を町に根ずかせ、たまに顔を見せに来る、田舎には妻と二人住まい、先のことは先になって見にゃあどうにもならん。そのときその時さと、確実に未来を問題にせず、自己矛盾に陥って来る、気楽に何も考えないで暮らすのが、自然体でよいかも知れず、先苦労しても何も解決しない。

果実に異変

2006-05-22 21:24:43 | Weblog
今年の天気がいかに異常であるか、今ごろに結果が出始めている。2月から雨が現在まで断続的に降り、梅、桃、梨、杏、ユスラ-メ、サクランボ、林檎など、昨年は天気が良く、果実の花芽が充実して今年はそれぞれ豊かな実りを期待していたが、開花期に低温と雨の影響で開花しても受粉が出来ず、結実しているのはほとんどない。花は一杯咲いたが自然現象には、なすすべがない、今年は果物の値段が高くなる予感がする。