今日はカメラの瞬くんは一度も出してない。
携帯のカメラで撮る。
携帯電話の名前は望みちゃん、でも付属のカメラには名前はない。
古いビデオが出てきた。今晩見よう。
しかし、絶対疲れて寝そうだ。最初と最後の30分だけ見たい。
ラストシーンは絶対見なくちゃ。
疲れた日にわざわざこんな面倒なものを出してきちゃって、はは。
携帯のカメラで撮る。
携帯電話の名前は望みちゃん、でも付属のカメラには名前はない。
古いビデオが出てきた。今晩見よう。
しかし、絶対疲れて寝そうだ。最初と最後の30分だけ見たい。
ラストシーンは絶対見なくちゃ。
疲れた日にわざわざこんな面倒なものを出してきちゃって、はは。
海と山の村でたった一軒だけある美容院、いやパーマ屋さん。店の名前は野ばら。
「ここは女のザンゲ室やからなー。好きなだけ泣いてスッキリしてキレーになって出ていってやー」
店主のママさんはお客に言う。
ここに出てくる女たちはみんな泣く。大泣きする。
そして怒りまくって、啖呵を切って、大笑いする。全て笑い飛ばす。
エグかったり辛らつだったり、その表現は過激だけど、
ストーリーは純粋で情けと思いやりがこもっている。
西原理恵子さんはカメラマンの故・鴨志田穣さんと結婚離婚再婚を経て、
彼の壮絶な闘病生活を真剣に支えた。
そして彼女は仕事をする。
この表紙は西原さんにちょっと似ている。
パーマネント野ばら、かわいい名前だ。