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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

老後の資金

2019-06-21 07:31:00 | 閃き
財務省や厚労省が発表した老後の資金について問題になっているようだが、又かと思っている

そもそもの試算条件がおかしい

60代からの30年間に必要な生活費の損益の五万円

この夫婦が30年間同じ生活を続けた場合であるが、そんな事はあり得ない

この夫婦が年齢は重ねても体力的に変化がなく、物価も同じで、病気等にもならずに暮らせることが条件だからだ

そんな事は絶対にない


我々夫婦は60代になって劇的に食生活が変わった

肉類は減り、若い頃は見向きもしなかった煮物やあっさりとした味の物が増え、食べる量も減った

歳をとると肉類が減り、動物性タンパク質不足に陥る老人も多いほど

従って我々も時々食べるようにしているが量が少ない

代わりに増えるのは医療費である

病院の診察以外に健康食品等も購入する場合がある

色々と書いたように、食生活だって変化し続けるから、他の支出も変化して当然だ

若い頃はお金に羽根が生えている様に飛んで行くのでどれだけあっても足りないが、今となっては始末がしやすい


今、九十才のご老人は経済的に破綻しているか?

年金が多いから大金持ちになっているのか?

人は各々が始末をするものだ

老人夫婦になって家の固定資産が高くて払えない事と年金の収支を一緒にしてはならない

財務省や厚労省は年金の仕組みから万一の事態を考慮してそれぞれ準備させようとして試算したに過ぎないが、その感覚が問題だ

政治家も官僚も、ご破算で願いましては、と一気に新たな年金制度に切り替える位の行動力を持たねばならない