岸田首相が発した防衛費をGDPの2%にする財源の不足分を税金で賄うという答弁に対して物議を醸している
日本を取り巻く国際情勢はロシアのウクライナ侵攻、中国の台湾侵攻の懸念、北朝鮮のミサイル発射と脅威が日毎に増している
この状況に対して日本も防衛力を強化する必要性が危急の事項であることは承知していると思う
その財源について増税によって賄うのか?
国債にするのか?
自民党内ですら揉めてると報じているのだが、本当だとすれば政治家の資質を疑わざるを得ない
マズローの欲求理論では、人間は生きるために1番最初に求める欲求は安全で有ることだ
どんなに富があろうと、どんなに地位が高ろうと安全に暮らせない状態はそんなものは無いのと同じ
従って先ず安心して眠られる事があって富や地位があるのだ
日本という国の存亡や日本人の人権が失われる状況とはウクライナの現状を見れば容易に推測できること
国民の安全は最低限のラインだ
勿論、社会保障や公共インフラなど国民の生活に直結する費用も安全の次に来る欲求であるので不可欠なのだが
予算不足をどう賄うか?
従来の予算配分を見直す事も必要だ
既得権益を主張せず火急的に必要な所を優先させるなど、税金をどう使うのかを検討するべきだ
日本の冷え切ってきた経済を立て直し、経済を活性させ所得を増やす事から得られる自然増税は最も良い形だ
防衛費を社会保障などと同じく固定収入化しようとする発想では政治家の資質に欠ける
人口減少が進む日本において自衛隊員の増員は難しいので、省人化を自動化技術によって行う事も急務だ
大企業の法人税やタバコ税などを増やす方針を岸田総理は示したが情けない対策だ
エネルギー事情を改善する為の新たな原発の開発を進めながら取り敢えず安全だと思われる原発を再稼働させて高騰する電気代を下げる事の様に間接的に支出を減らす工夫も急務だ
こういった総合的な施策による予算作成でなければ国民は納得できない
これが出来ない様なら無能な議員が多いということ
議員定数を減らすことも有効だ
さて、よく考え直すべきだよ