閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

野党再編劇

2017-09-28 07:19:54 | 閃き
今日の衆議院の解散を前に野党の再編が凄まじいことになった

民進党が事実上希望の党へ合流するという

早くから民進党を離党して希望の党へと流れていった議員からすれば、事前に取った行動は何だったのかと言いたくなる

前原代表も手段を選ばず選挙に勝って自民党を倒すと言ってはいるが本当は選挙に勝てないから勝てるところと組みたいだけという民主党時代からの中身の無い正体が露呈した形と言わざるを得ない

以前から指摘されていたことだから、今更指摘するまでも無いのだが、ここで興味が沸くのは希望の党である


烏合の衆のような人気落ちの民進党が合流した所でメリットというのは資金と地盤である

連合との協議においても連合自体応援している民進党が不人気で議員確保が出来なければ応援している甲斐が無い

小池代表が資金と地盤という餌に飛びついてしまうのなら自民党は万々歳

不人気のイメージが付いてしまう事になり選挙は勝てないだろう


自民党批判票の受け皿として民進党はなり得なかった事は過去の選挙において明白である

従って共産党が漁夫の利を得ていたのだが、そこへ新しいイメージの希望の党が現れて、民進党や共産党から票が離れるのは必至であった

しかし、民進党を受け入れてしまうと同じ狢に陥ってしまう

小池代表は安保や改憲について踏み絵をさせて選抜すると言っているが、選択された上に資金や地盤を渡すことは出来ないだろう

特に民進党内のリベラルの議員達は合流は承諾できないだろう

従って民進党は分党して本来個々の議員達が望む方針の元で活動するようになるしか無い

分党すれば比例区では弱くなるので議員数は減る事になり、安穏としていた議員達も風前の灯火になる


公示までの野党再編劇は面白いことになって来た
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ご縁

2017-09-27 07:43:08 | 閃き
ブログの内容があちこち移動して目まぐるしさを感じると思うがご容赦願いたい


先日の台湾旅行に父と慕う方の実娘が同行されていた

彼女は幼い頃から妹のように育ってきていて仲良くして頂いている

彼女は若い頃からアメリカへ行っていて英語が堪能で有り、現在もそのスキルを活かして教育の場で活躍している

彼女が今回参加する事になったのは台湾へは1度も行った経験が無かったからである

彼女の中には英語圏が全てであり、その他の国にはご縁が無かったという事であろう

しかし、台湾は実父が半世紀も通い続けた国で有り、私が義兄弟としてつきあっている彼も彼女のことが兄弟の様な関係である


今回、私と父と慕う方は目的があり、女性達とは別行動を取っていた

その間妻と彼女は義兄弟夫婦と共にあちこち観光へ行っていた

夜は合流して毎夜、台湾の友人知人達と会食をして、コミュニケーションを持った

旅を終えた時の彼女の感想は、言葉の壁であったという

英語圏に行くときには言葉で困った経験など遠い昔のことで、通訳を買って出ることも多かったのに、台湾では1人の言葉が判らない日本女性になっていた

幾度となく台湾に訪れた私の方が未だ言葉を理解している程だった


彼女が今回体験した様々なものは、実は実父の長年のご縁の賜であることだと先日話しをした

パックツアーで訪れる外国はその国の文化には触れることが出来るがコミュニケーションを深める事までは出来ない

まして、下にも置かない心配りの扱いは特別で有り、誰もが経験できるものではない

長年知らなかった実父の積み重ねによる恩恵を一度に受けたといっても過言では無い

台湾の方々にとっても、実の息子と同じだと紹介する私よりも、血を分けた実の娘は別格なのである


日本の国にいても実は同じ事が起きているのだが、最近はそれに気付かずに生きていることが多いと思う

言葉も思うように通じない外国では、そんな所を気付かせてくれる

何処にいても、何処に暮らしても、人は周りの方々とのご縁によって生かされていることを気付くか気付かないかは大きな違いがある

ご縁を大切にしなければならない
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解散総選挙

2017-09-26 07:29:22 | 閃き
取り沙汰されていた解散総選挙について安倍総理が正式に解散を宣言した

現実的には国会において宣言する事をもって解散となるのだが、以前は国会で宣言されるまでは判らないというイメージだった気がする

解散権とは総理大臣にとってそれ位大きな最後の宝刀だったという印象が或る


安倍総理は会見で憲法の改憲を実現させるためにさかのぼると、このタイミングしかないと判断したわけでは無いと言っているが、何故今、このタイミングなのかを考えればその方が判りやすい

自民党の総裁選を考え再選後3年の期間で改憲の国民投票まで辿り着こうとすれば、1年位の改憲検討期間を含めるとこの時期となる

気に掛かる希望の党も来年になれば政党交付金が支給され活動も活発化する

小池都知事も大義無き解散だと言っているが、政党交付金交付の前の選挙となると資金余裕に大きな違いが出てしまうので、こう言わざるを得ないのだろう

政治家のスキャンダルが相次ぎ、国民の政治家に対する目も厳しくなっている今、民進党の離党ドミノが起こった状況からみても良いタイミングであるに違いない

評論家達は相変わらず好き勝手言っているが、確かに加計・森友問題の審議において野党各党は解散して国民に真偽を問えと総理に迫っていたのに、実際に解散するとなると大義が無いと騒ぎ出す

野党の発言のひとつ一つが如何に中身の無いものなのかが窺える


気になっていたのは消費税の増税である

消費税の増税は折角回復してきた日本経済を再び落ち込ませる危険性がある

何故なら消費税は老若男女全てに掛かるもので、消費を抑制する方向にしか働かない為である

財政の健全化、教育・福祉に使用用途を限定したものとはいうものの、以前議論されていた行政改革=行政の出費を減らすという議論は無くなり、安易に増税による資金の捻出によって賄うのは官僚指導であることが見え見えである


政治家や評論家が口を揃えて国民に対して言っている今回の衆院選挙が政権選択選挙であるのなら、いよいよ我々国民は個人個人がしっかりと考えて貴重な1票を投じなければならない

批判による投票は以前の民主党時代の二の舞になるだけである

各党が掲げる方針をよく観て、議員1人ひとりの資質を見極めて投票してこそ国民の民意が反映される


1票の格差問題、比例区の復活問題、ネットによる判りにくい選挙活動問題など解決されていない問題を手付かずにしてまたしても選挙に突入する

加計・森友に浮かれた政治家のやってきた事は、前回の選挙から何だったのか?

本当に問われる選挙にしなければならない
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秋の北海道

2017-09-25 09:06:34 | 閃き
週末に北海道へ行ってきた

義弟と地元の弟分の付き合いをしている輩の3人旅である

弟分と長年苦労を重ねて務めてきた或る役職の退職慰労金みたいな臨時収入があったので、慰労会を兼ねて何処かへ行こうと計画したのだが、何故か北海道ということになった

今更、観光やグルメといってもピンとこないし、温泉という歳でも無い

弟分はゴルフがしたいというので、北海道の友人に連絡を取り、2泊3日のゴルフ三昧計画を立てた

ゴルフは4人で行う事が多いので、ゴルフ好きの義弟に声を掛けたところ、二つ返事で参加を決めてくれた


金曜の仕事を早めに切り上げて札幌へ向かったが、到着便の遅れでいきなりの遅延である

夕食に酒を呑まずに運転手を引き受け、ホテルに到着したときには深夜0時を回っていた


翌朝はホテルを6時半出発してゴルフ場へ

本日は名門、恵庭カントリー倶楽部である

しかし生憎の曇り空で風も冷たい

本州の秋の装いで来てしまった我々は寒さに凍えた

スタート直後から小雨が降り出す

雨と風に全てが徒歩という条件でへとへとになりながら終了

残念ながら景色など一切記憶が無い


翌日は午前7時ホテルを出発するのだが、帰りの旅支度も必要である

本日は昨日と打って変わって好天に恵まれた

今日のゴルフ場はニドムクラシック

来年7月に男子シニアの大会が予定されている

幹線道路から敷地内に入ると守衛がいてスタート時間と名前を伝えチェックを受ける

名門の証


今日も全て徒歩

前日の疲れもあって途中で足が痛み出し、スコアもボロボロ

北海道は早くもゴルフの最終シーズンに突入して超満員

待ち待ちゴルフで帰りの飛行機の時間を考えて、風呂も入らずに空港へ向かった

弟分は今回の旅行の償い?の為か、ラインに次々にお土産物のリストが入ってきている

彼の心中はお土産物で一杯で或る


日曜夕方の札幌空港の混雑は凄い

週末を北海道で楽しんだ方々が一斉に全国へ向かって帰って行くので空港内は何処も大混雑

レンタカーを返却する時から大渋滞

チケット発券カウンター、チェックインカウンター、手荷物検査場も大渋滞

勿論、有名お土産物店の前にも大行列である

弟分の代わりに行列に並ぶ時間、弟分はほぼ全てのお土産を購入したという


帰りの飛行機も遅延の為、30分遅れで、挙句の果てに飛行場の混雑で上空待機となり遅延して到着

荷物を受け取り、夕食を取りながら清算と反省会を行ったときには午後10時を回っていた

楽しかったが
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台湾の富豪

2017-09-22 07:40:44 | 閃き
40年前に台湾を訪問して交流した方達は当時は富豪と呼ばれている人達が多くいたと、父親の世代の方達から聞かされていた


高い塀をくぐると大邸宅が有り、背後に望む山一体は敷地だという

邸宅の2階のデッキからゴルフボールを山に向かって撃つと、召使いが山へ行って拾って戻ってくる

会食は萬漢全席で食べきれない料理がテーブルに溢れんばかり並び、高級な酒を乾杯!といって呑む


この様な話しは少々誇張した話しであるが、的外れの内容ではない

その世代の方達と父と慕う方の付き添いでお会いした


今は仕事から引退して跡継ぎに任せて悠々自適な生活を過ごしている

タバコと酒を断ち、生活に節制して元気な状態で今なお活躍している姿は、日本人も見習う所が多いと感じた


台湾のお宅で大きな邸宅は、通りから入ると駐車場が有り、そこには高い塀に囲まれた門が必ずある

不審者が侵入されない為の備えであるのだが、通りからはその塀や門は見えない配置になっている

大きなお屋敷ではあるが、世間にこれ見よがしに見せつける事がない様に気配りがされている


玄関では通常は靴を脱いで入るのだが、日本の様な玄関式の段差は無い

重要な客人はそのまま靴を履いたまま招くのが多いが、今回も靴を履いたまま招かれた

玄関を入るとそこが応接の間となっているのが一般である

玄関と応接を兼ねた部屋でテーブルと椅子があり、客人はそこまで

その奥は完全プライベートな場所として明確に区切られている


玄関ホールとでも言うのか、その部屋には神棚があったり、豪華な装飾が施されている場合が殆どで、この形式はベトナムでも同じだった

一般の家庭とお金持ちの違いは、その部屋の広さと装飾の違いくらいである

しかし、それも最近の若者の家は違っているらしいが、実際に招かれたことが無いので詳しいことは判らない

部屋の中央に大きく吊り下げられたシャンデリアも一昔の雰囲気を醸し出している
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