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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

手痛い経験

2017-08-23 07:53:23 | 閃き
幼い子供は身体の能力も備わっていないので、周りには危険が多く存在している

その中の1つが階段である

我々も幼い頃、一度や二度は落っこちた経験がある

身体の柔らかな幼少期は、万一落っこちても大した怪我をすることは無いと判ってはいても、そこは親心、出来れば痛い経験などさせたくはないもの

階段に柔らかなクッションを貼ったりして万一の備えを行うのであるが、遂にその時を迎えてしまった


3歳の誕生日を直前に控えたある朝、途中まで母親に連れられて階段を降りてきた

残りは後少し、母親が油断したとは言わないが、1人残す形となった

手には母親のスマホを持っているので、いつもの様に手すりや段に手をついて降りられなかったのだろう

寝惚けていたのかもしれない

あっと言う妻の声と共に4~5段は転げ落ちたが、上手く横向きに倒れて身体を回転させながら床まで落ちてきた

直ぐさま抱きかかえて宥めたが、頭を打った様子はなかったし痣のような跡は観られなかった

遂に手痛い経験をしてしまった


以前、テレビで幼い子にマウンテンバイクやスケボーなどを教えている教室で、始めに上手く転ぶ方法を根気に教えることから始めると言っていたが、本当にこれは大切な事である

落ち方が悪くて首の骨を痛めれば、今回の様に笑い事では済まされない

本当に幸運であったというしかないが、だからといって過保護にすることも無い

こういう手痛い経験は幼い子供のものだけではない

人生が終わるまで、こういった事は続くのである


人は経験によって学ぶのである