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閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

e-power

2017-02-06 07:35:38 | 閃き
妻と車の試乗会へ行ってきた

最近やたらと元気な日産NOTEのe-powerに興味があった


e-powerとはガソリンエンジンで発電した電気で走る仕組みの車である

従って充電は不要である

バッテリーの電気が不足すると発電した電気もモーターに直接供給される

数年前、日産リーフを1週間ほどお借りした事があるので、基本的にモーター駆動の凄さは判っているつもりである

試乗してみるといきなりのエンジン音、これは駆動では無く発電用と理解していても普通の自動車と同じ感覚になった

驚くべきはECO-MODE、エンジンブレーキが半端なく強い

アクセルを放した瞬間にエンジンブレーキが掛かるのだが、充電しているとはいえ文字通りブレーキを踏んでいる感覚になる

ノーマルモードにすればアクセルを放した時にスーッと進む感覚があるのだが、慣れればECO-MODEが楽だとか

リーフと違ってパワーが控えめにセッティングされているので、モーター特有の爆発的な加速は味わえなかった

試乗を終えた感想は普通の車と違わないというのが第一印象で、特段感じる事も無かった


搭載されたエンジンは1200CC、以外とでかいがモーターの消費電力と充電量を加味したらこれ位の大きなガソリンエンジンが必要ということなのだろう

おそらくはこのシステムをそのまま大型の高級車へ登用するのだろうから大型のエンジンなのかもしれない

ハイブリッドは基本エンジンは駆動に使用し負荷の無い状態ではモーター駆動になるのだが、この違いどちらが良いのかよく判らなかった

カタログ値の燃費は35km/Lらしいが実際には20km/Lそこそことのこと、これではハイブリッドと違わない

それでもe-powerのメリットはある

1つは大型のバッテリーを搭載していないこと、発電を主に考えているので必要最小限のバッテリー容量しか無いため、将来のバッテリー交換時にも安価で済むこと

もう一つはハイブリッドシステムの様にエンジンとモーターの両方の駆動システムが必要ないのでその分安価である事が上げられる

車自体の大きさは5ナンバークラスでバッテリー搭載量が少ないので車の感じも普通のエンジン車と変わらない

1200CCのガソリンエンジンなら燃費はどれ位か判らないが、もっと引きつけるものが無いとどちらを選ぶか迷う、というより別に普通車で良いと感じてしまう

従って私にはその素晴らしさが判らなかったようだ