心の口癖は『世界一可愛いよ!』

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プリンセストヨトミ 感想

2011年07月14日 11時49分48秒 | 日記
しょこたん先輩「「プリンセストヨトミ」の映画を見に行った友達が、綾瀬はるかの乳揺れがすごいって言ってましたよ!」

…その報告、なんで私にしてくるんですか?

確かに興味はあるけどそんなでもないのでとりあえず放置しておきました。

そしたら別の友人が

「プリンセストヨトミで綾瀬はるかの乳揺れが(略)」



みなさん、私をなんだと思っていらっしゃるのかしら?



というわけで、見に行って来ました。

全体的な感想としましては、


1、綾瀬はるかの乳揺れすげぇ。

2、いやいや。大阪に住んでる人全員が大阪出身者じゃないし。

3、 人の話聞けよ、お前ら。そして少しは考えろよ。

4、綾瀬はるかの乳揺れすげぇ。(2nd)

5、詰めが甘い。


こんな感じでした。

途中から話が胡散臭くなって、少し進んだら展開が無理矢理になって来て、堤真一が自分語りを始めた頃には帰りたくなった。

以下ネタバレ。




大阪には城の地下に大阪国議事堂があって、夏の陣で逃げ切った豊臣の子孫を代々守り続けるために大阪国があって、年間5億の補助金を大阪国に回すために大阪国民がグルになって予算をごまかしている。

検査院の堤真一らがそれを暴いて行く話です。


ちょっと気になることが多かったのでその辺をあげて行こうと思います。

監査に行った社団法人OJOで、堤真一が忘れ物をして取りに行った際、従業員が全員いなかった謎の答えが封鎖された扉の向こうの通路ってことになってたけど、その先は行き止まりだし、最後に中井貫一は「人生で二度しか歩かない」と言っているから、従業員が消えた答えにはなってないです。

んで、綾瀬はるかが、プリンセスがヤクザに乗り込もうとするのをやめさせるために無理矢理タクシーに乗せるんですけど、それを勘違いした総理大臣が「部下にプリンセスを誘拐させるとは何事か!」って事で戦争みたいな勢いになりました。

しかし、総理大臣の中井貫一は堤真一にプリンセスが誰なのか説明していない。

だったら勘違いだってすぐわかるはずなのに、大阪国民が府庁に大集合する騒ぎに。

予告とか紹介にあった大阪に誰もいなくなった的な描写はこの時です。

しかーし、大阪には出張や旅行で来ている府外の人たちや外国人もたくさんいるから不自然な感覚が拭えない。

それに大阪国の存在を明かすのは父が自分の死を悟った時に息子に伝えるっていう崇高な教えみたいな話なので、女性が大阪国を知っているかどうかがさっぱり分からない。

その時の騒ぎで大阪国民が「税金の無駄遣いを暴くのが俺の仕事だ!!」っていう堤真一に対して帰れコール+ものを投げつけまくるという大変民度の低い行為に及んでいます。

大阪人全員が大阪国民という設定になっている(の割に女性に伝える方法が明確になっていない)以上、さすがにそれはひどい表現だなと思いました。

最終的には堤真一の父が大阪人で、大阪国の話をしようとする父の言葉を無視し続けたまま父が亡くなってしまった事への後悔から大阪国の存在を黙認するという結末。

しかも話し合ってとかじゃなくて堤真一が大阪国民の誰かに撃たれて、目を覚ましたら「俺は大阪国なんて知らん」とか言い出す始末。

マテコラ。

不明瞭な5億円を国民に説明出来ない!ってさっき強気で言ってたろうが。

変わり身が早すぎる。

プリンセスの存在の重要性も分からないし、それぞれのキャラの設定が薄すぎて総理大臣の中井貫一の息子が性同一性障害である意味が全然なかったように思います。

大阪の独立の話をしたいのか、父と子の話がしたいのか、王女様を守りたいのか、どれもこれもが中途半端で泣き所にしたかった場所が分かっても少しも感動しなかった。

というわけで、厳しい事をいうと綾瀬はるかの乳揺れ以外に見所はほとんどなかったです。