fu-tenのへび

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東海大相模戦 DVDレビュー

2007-06-29 | ラグビー
 前回観にいけなかった試合をDVD観戦。東海大相模のキープレーヤーは、
⑧、⑨、⑭といったところ。仮想T高校として観ました、⑨の捌きが早くBKは
外へ外へという意識が強いチーム、⑭のカウンターは脅威、一人で局面を変えられるし、⑧も大きくて強い。
 この試合は、本郷FWの①と④⑤が不在の中での試合だったが、
モール、ラックでは塊になりきれず、ポイントで相手をスローダウンさせることができていなかった。
やはりFWの接点でのファイトが物足りず、結果として⑨からBKに早くボールが
出てしまうので、本郷3列とハーフの内側からのバックアップDFが間に合わず、
大外でトライというパターン。ただ、代わりに出た①④の2年生はとてもいい経験をしたと思う、
これから怪我人もあるだろうし、出たやつがベストメンバーなんだから、本郷は。
 あとは、モールサイドを⑧に行かれたトライ。これもピラーポストのFLまで
巻き込まれたあとのものだし、修正可能。BK⑭にカウンターから大幅ゲインされたところは、改善の余地あり。
抜かれるパターンは、一人目のチェイサーのタックルが外され、2人目のDFでとめきれない時。
3人で囲むのがセオリーのはずなんだけど、今までは大概DF力のあるCTBに救われていたのでなんとかなっていたが、
このレベル以上では、まだまだ危うい。

 と、ここまで書いてきて、この時期にしては上出来だということに気づいた。
生観戦した人がうらやましい。点の取り合いの面白いゲームだった。Bチームの
試合でも、細かく見ていくとミスは多いが一人一人が確実に進歩していた。
ポジションをあげれば限がないが、夏合宿を越えた彼らの姿を見るのが
非常に楽しみ。

 Cチームのゲームはハーフだけの観戦だが、お気に入りのプレーは⑪のダウンボール。
タックルされてからのボディーコントロールからダウンザボールまでの
流れが美しい。まさにボールを生かす基本プレー。あとは、全体にFWは走力が
ありきちっとタックルに入る選手も多い。SOに入った⑮のキックを使った
アタックメークはさすがだが、一度ハーフから離れてラインメークしたのは
意識してやったのならただものではない。もちろんハーフのパスが届かなければ
できない芸当なので、ハーフを誉めるべき。慢心せずに努力すれば、いいチームに
なるぞ。