9月2日に、第86回全国高等学校ラグビーフットボール大会 東京都予選の
組み合わせが決まります。そこで、ラグビーブログらしくドキュメンタリー風で。
神速FWの予言です。他意はございません、あしからず。
2006年12月某日 雨 秩父宮ラグビー場
明け方から降り始めた雨は、一向にやむ気配もなく
気温はぐんぐん下がり、KICK OFF直前には11℃になり
吐く息も白くなりかけていた。風も北東より絶えず吹き
時折の突風が、波乱を予感させる。
決勝戦は、結果的にはシード校どうしの対決となったが、
ここまでの戦いにも、数々のドラマがあった。
大本命のK山高校は、準決勝であたった苦手のT高校に苦しめられ
ノーサイド直前まで、リードされるという絶体絶命のピンチを
PGで辛くも逆転して勝ちあがってきた。しかも、主力バックス
2人が、T高校との激しい試合で傷んでしまっていた。
もう一方のシード校、H郷高校はおよそシード校らしからぬ
苦戦の連続だった。春には、差をつけて勝ったM大N野高校、
古豪復活の感さえあるM高校と,またしても同じ山に。
2校が目の色を変えて戦ってくる中、僅差の勝利。
そんな中、H郷ボールで雨中のキックオフ。
雨のため、スキルの高いK山のハンドリングミスが目立ち
前半、何度となく作ったトライチャンスを再三のノックオンで
つぶしてしまう。H郷もゴールラインまでは、得意のモールで
攻め込むも、K山の意地とプライドをかけた
ゴール前ディフェンスを割れず。前半は、なんと0-0。
秩父宮が、少しざわめく。
後半は、H郷の防戦一方に。キックミスからカウンターされ
K山トライ。ゴール外れ0-5
その後も、FW、BK攻め続けるK山。3回のトライチャンスは
微妙な判定のスローフォワード、ノックオン、アクシデンタル
オフサイドでつぶれる。しかし、時間は残り3分。
攻め続ければ勝てると、K山フィフティーンは思い始めていた。
ここで、ジャッカルに来ていたK山FWに、ハンドの判定。
納得のいかないFWが、レフリーに強烈に
文句を言ってしまい、シンビンに。PKから、ゴール前10メートルの
ラインアウトから、得意のドライビングモール。残り時間ほとんどなし。
FWひとり少ないK山は、じりじり下がり、苦し紛れのコラプシング。
PKから、NO8飛び込むが、ジャッカルされインゴールのK山BKへ。
キックが外に出ればノーサイドのところ、H郷BKの手にボールが当たり
インゴールへ。ポスト脇へ転がったボールをSH押さえ、トライ!
ゴール決まり 7-5。同時にノーサイド。
雨、K山高校とレフリーの相性、H郷のしつこいタックルなど
いろいろな要素が絡み合った決勝戦であった。
こんなんでましたけど。
組み合わせが決まります。そこで、ラグビーブログらしくドキュメンタリー風で。
神速FWの予言です。他意はございません、あしからず。
2006年12月某日 雨 秩父宮ラグビー場
明け方から降り始めた雨は、一向にやむ気配もなく
気温はぐんぐん下がり、KICK OFF直前には11℃になり
吐く息も白くなりかけていた。風も北東より絶えず吹き
時折の突風が、波乱を予感させる。
決勝戦は、結果的にはシード校どうしの対決となったが、
ここまでの戦いにも、数々のドラマがあった。
大本命のK山高校は、準決勝であたった苦手のT高校に苦しめられ
ノーサイド直前まで、リードされるという絶体絶命のピンチを
PGで辛くも逆転して勝ちあがってきた。しかも、主力バックス
2人が、T高校との激しい試合で傷んでしまっていた。
もう一方のシード校、H郷高校はおよそシード校らしからぬ
苦戦の連続だった。春には、差をつけて勝ったM大N野高校、
古豪復活の感さえあるM高校と,またしても同じ山に。
2校が目の色を変えて戦ってくる中、僅差の勝利。
そんな中、H郷ボールで雨中のキックオフ。
雨のため、スキルの高いK山のハンドリングミスが目立ち
前半、何度となく作ったトライチャンスを再三のノックオンで
つぶしてしまう。H郷もゴールラインまでは、得意のモールで
攻め込むも、K山の意地とプライドをかけた
ゴール前ディフェンスを割れず。前半は、なんと0-0。
秩父宮が、少しざわめく。
後半は、H郷の防戦一方に。キックミスからカウンターされ
K山トライ。ゴール外れ0-5
その後も、FW、BK攻め続けるK山。3回のトライチャンスは
微妙な判定のスローフォワード、ノックオン、アクシデンタル
オフサイドでつぶれる。しかし、時間は残り3分。
攻め続ければ勝てると、K山フィフティーンは思い始めていた。
ここで、ジャッカルに来ていたK山FWに、ハンドの判定。
納得のいかないFWが、レフリーに強烈に
文句を言ってしまい、シンビンに。PKから、ゴール前10メートルの
ラインアウトから、得意のドライビングモール。残り時間ほとんどなし。
FWひとり少ないK山は、じりじり下がり、苦し紛れのコラプシング。
PKから、NO8飛び込むが、ジャッカルされインゴールのK山BKへ。
キックが外に出ればノーサイドのところ、H郷BKの手にボールが当たり
インゴールへ。ポスト脇へ転がったボールをSH押さえ、トライ!
ゴール決まり 7-5。同時にノーサイド。
雨、K山高校とレフリーの相性、H郷のしつこいタックルなど
いろいろな要素が絡み合った決勝戦であった。
こんなんでましたけど。