路地裏シルベットのアンオフィシャルblog

革ジャン職人の仕事と生態。 公式ブログでは書けないハピネス&マッドネスをお届けします。

デコピンで泣かすぞこのやろうとおもうときもある

2017-05-22 15:56:45 | お仕事
こんなシワや

こんなシワ


エージングとか味とか言うけれど、
部位が悪いからこうなってるわけで。

人間と一緒で
筋肉質の部位は良質で
お腹やよく動く部分は薄く繊維も荒い。
あっちこっち伸びやがる。


これはSANDY1着分の裁断後の余り革。
贅沢さは世界一!

全て使い切って作りゃ儲かってしゃーないでしょう。
5年10年後に答えが出る革ジャン作らんと小規模でやっている意味はなくなります。

革の部位の良し悪しの価値観は好みですが、
今後も良質部位メインで牛も馬も山羊もやってまいります。

以上、
アンオフィシャルだからこそ書ける内容でした(笑)


ワルR

2017-05-22 01:55:14 | 日常

人間に奥行きがあるんですね。
話してて楽しいってのは大事なこと
いつも私の仕事を止めやがるけど(笑)

若い頃
バカ犬みたいに走り回り
日本各地のバイク乗りと出会えました。

東にイカレタヤツがいれば会いに行き、
西に鬼速い奴がいれば会ってコテンパンにやられてました。

なんせ若かったので
周りは年上ばかり。
みんなカッコよくて、
逆もまたしかりですが。
次会うときまでには、その「差」を埋めてやるぜ!
と日々頑張ったものです。

当然ケータイも普及していない時代ですから行動ありきでした。

SNSまみれの昨今も本質はあまり変わらず、あの頃のままいたいものですね。

日々やりたい事に没頭して、ありがたい事にそれでメシを食わせてもらっている私ですが、
人並みに腹が立つ事や不平不満はマウンテン。

それでも、それを全部腹の中に溜め込んで、頑張って仕事して、歯食いしばって寝る。

それが、男やろうもんと。
あの頃の憧れたバイク乗り達がそうだったように。

少しは「差」を埋めれたのかなと思いつつ今日も歯ぎしりしながら屁こいて寝ます!