ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

プリンスとハイドロゲンのコラボラケのO3 100 TATTOOをしばらく使ってみた!

2021-06-22 10:12:26 | テニス

 

【本当は今すぐにでもポリを張って試したかった?】

 

知り合いから譲ってもらった時の張りっぱなしガット

に見切りをつけ、ポリとのハイブリ張りを試した後

プリンスの標準的ガット、ライトニングXXに戻して

みたのものの、どちらもしっくりいかずやはりポリが

良さそうだと思い立ちました。

という事で前回既に背水の陣の覚悟で張り替えていた

のにもかかわらず更にガットを張り替えてみようと

思ったのですが、張ってから時間が経ってテンション

と反発がちょっと落ちたぐらいで使ってみるのもアリ

なのかなと思い直しました。

ということでマッチング的にも良さげな細めのポリの

ハイペリオン1.18を48Pぐらいで張るのはもうちょっと

待ってみようと思います。

 

今回のタトゥー柄ラケットですが見た目のことは兎も角

打った時の感じなどは昔からの薄型フレームO3ラケット

そのもので、フラット系ショットではとても相性の良さ

を感じました。

それと引き換えに厚いグリップで打つようなスピン系

ショットではもうちょっと弾道の上げやすさとラケット

自体の反発性能が欲しくなってしまうことも。

この辺のところを求めるならO3ビースト100とかの方が

適任なのかもしれません。

 

【O3とEXO3】

 

 

プリンス独自のフレームに穴が空いたO3テクノロジー

ですがその上位互換的存在として穴がより四角い形状に

近くなったEXO3は登場しました。

理屈的にはO3テクノロジーの利点を更に発展させた物

として登場したのですが、個人的にはメリットだけでは

なくデメリットも存在していたような気がします。

 

ガットをグロメットを介さずに直接フレームに張りその

構造上の特性からガットの可動域がとても大きくなり

空気力学的にスイング時の抵抗が受けにくく、振り抜きが

良くなるというのは打感が鈍くなる傾向があるという

デメリットを差し引いてもO3テクノロジー独自の大きな

メリットです。

次世代のO3テクノロジーとして登場した当初のEXO3は

ポートが四角形状になって更にガットの可動域が大きくなり

性能は向上しました。がそれと引き換えに失ってしまった

ものもありました。

 

EXO3になりガットの撓みがより大きくなり確かにボールの

飛びなどは向上しパワーアップしたのですが、そのため

打感やコントロール性などにも問題が生じ、若干大味な

打ち味になってしまったような。

これは黄金スペックの厚ラケ系のようなパワー系のラケット

ではあまり大きなデメリットにはなりませんが、ツアー100

のようなコントロール系のラケットには相性が良くなかった

のかもしれません。

EXO3モデルのO3 100ツアーはイマイチしっくりせず、使い

難かった記憶があります。

 

ですがファントム100XR-Jあたりが出た頃からはOポートの

四角形の形状を少し丸くリファインした新型のEXO3が登場し

良いとこ取りを狙った新型Oポート形状となっているようです。

 

上:O3 TATTOO 100 下:O3 ツアー 100

 

ファントム 100 XR-J

 

ビースト O3 100

 

正直なところ、O3テクノロジーラケットは今でも丸型ポートの

EXO3(リファイン型含む)じゃない方が好きだったりします。

プリンスのラケットから完全四角形のO3ポートがなくなって

しまったように、ガットの可動域を広くしすぎるのも何かと

問題があるのかもしれません。

あのバボラが2021ピュアドライブではグロメットの穴の形状を

丸ではなく敢えて八角形にして、ガットの可動域を制限している

のは何か理由がありそうです。

 

EXO3出始めの頃ラケットとして思い入れが深いレベル95。

グロメットを簡単に取り替えることでO3タイプとトラディ

ショナルタイプのグロメットホール形状を自分の好みで

上と左右好きに組み合わせることが出来ました。

 

 

【ハイドロゲンとの新コラボのクローム100は買い?】

 

クローム100はデザインが最大の売りですが機能面では

というとO3ラケットではなくトラディショナル版と

いうのが個人的にはちょっとマイナスです。

もし個人的に大好きなO3テクノロジーのラケットとして

出ていたなら即決だったのに。

ただそれでもやはりあのデザインは強烈に人を惹きつける

パワーがありますねぇ。



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