![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c0/947f3c5601ded075855b185b8cf6582a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/10/6d7f60b55fb9afd20f2ec24d5db9e86b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/4f/3f8f04b6c299c5362b90ea56a6f531d3.jpg)
G360+のシリーズから新たに加わったスペックのTOUR
をしばらく使ってみました。
いつもの黄金スペのラケットに張るように1.30mmの
ポリをTOURに張ったのですが、コートの収まりは
とても良かったもののボールの伸びに関しては厳しさを
感じることも。
ということで前回思いきってガットをゴーセンのポリの
Gツアー3の1.18mmに50pで張替え、少しオモリを
トップに足し再調整をして使ってみました。
ガットを細いのに張替えたらコートへのボールの収まりの
良さはそのままに、課題だったボールの伸びは前よりも
出ていたような気がします。
ゴーセンのGツアー3は程よい柔らかさと反発力で色んな
ラケットにも合わせやすいガットのようです。
やはりガットが細くなった事でボールの伸びだけではなく
引っかかりも増し、スライス系のショットも前より良く
なったような気がしました。
結果的に細いポリに張替えたのは良かったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/05/c78c0435a4b02fe185dc6853fc9b304b.jpg)
今回のツアーはピュアドラVSよりアシストは控えめ
ヨネックスさんのEゾーンもバボラのアエロ&ドラVSも
そうですが、面サイズが100インチが98インチになって
厚さがちょっと薄くなって少しボールが飛ばなくなっただけ
という単純な変化だけではなく、ガットのピッチ幅などの
要素で意外と特性が大きく変わる場合もあるようです。
今回のTOURは面サイズが小さくなりガットのピッチがセンター
付近が結構狭くなっているせいか、エクストリームのMP(PRO)と
とは違いTOURではボールが潰しやすくなりました。
パワー的アシストは少なくなったものの、逆に打ちごたえと
コントロール性は増し個人的には好みの感触でしたが、ボールの
伸びという部分では少々厳しさもありました。
これはヘッドさんが最近お気に入りな感じのボール持ち感を重視
した縦長(横長)形状グロメットの影響も大きいのではないかと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d4/da02901a98652657a4c845304e3f3db3.jpg)
G360+エクストリームTOUR
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/1e/9fedeb9462bc91f8049806723e601163.jpg)
G360エクストリームPRO
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c4/aebaf674dd348603f836ba5273c2882d.jpg)
G360インスティンクトMP
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/10/34a34321d4d00f58ec656aff23247463.jpg)
G360スピードMP
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/8f/b1e59a3b240b9238dd9cda76a51c2ef2.jpg)
MXG1
どうも最近のヘッドさんは横のクロスガットのグロメット部分を
意図に基づいて設計しているようです。
G360スピードMPだけ少し形状が違って横長ですが、他の全ての
ラケットで縦長形状のグロメットになっています。
理屈としてガットが大きく動き撓むことで打感もマイルドになり
ボールのホールド性が大きくなる結果、コントロール性とスピン
性能が向上し、コートへの収まりも安定して打ち易くなるという
事なのでないかと。
ボール持ちが良くなる事でボールとの接触時間が長くなり、より
飛びをコントロールしやすく安定傾向になるので全体的な打ち易さ
は良くなると思うのですが、その引き換えにボールの伸びの部分で
犠牲になってしまうような部分もあるような気がしています。
個人的にはMXG1を使った時にそれを強く感じました。G360の
スピードMPでも少しだけボールの伸びの鈍さみたいなものを
感じた記憶があります。
G360のインスティンクトMPとエクストリームPROでは
フレーム厚が最大26mmあるラケットなのでそこまでのパワー
ロス感を感じる事はありませんでしたが、今回のTOURでは
最大厚が23mmという事で縦長グロメットによるパワーロス感を
少し強めに感じてしまったのかもしれません。
他社さんのプリンスさんのラケットだと、グロメットレスで
フレームに穴が空いているタイプのo3といたって普通のタイプの
トラディショナルという2つのタイプを選べるラケットが多いの
ですが、その2つを比べてみると振り抜きの良し悪しは除き
スピン等を含め全体的な打ち易さはo3、打ちごたえとボールの
伸びはトラディショナルの方という感じがします。
でも例えそういう部分が少しあってもしっかりパワーがある人が
使えばボールの伸びなどに何も問題はなく、むしろ丁度良い
のかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/17/42f6269a252a7792795dd78309783140.jpg)
個人的な好みだとNo.1は?
G360+エクストリームTOURを使ってきましたが個人的には
ボールの抑えが効き、コントロールも良くとても使い易く
感じたラケットでした。
細かい事ですが打った時の打球音も他のラケットよりも感高い
感じで好みでした。
TOURはヘッドさんのラケット性能指標のCPI的にはスピード
MPと同じ500ですが、そのスピードMPをとても気に入って
使っていたものの、振り抜き的な部分で面サイズは100まで
は必要なく98インチぐらいでもいいかなぁ、とかも思っていた
ので今回のTOURは求めていたスペックに近いかもしれません。
ちなみにバボラさんのピュアドラVSを使った時にはストローク
で、ピュアアエロVSの時は何故かローボレーの時に打った本人
でも思わず驚いてしまうような良いボールが飛んでしまう事が
あったのですが、今回のヘッドさんのエクストリームTOURでは
特にそういう事はありませんでした。
ヘッドさんのラケットらしいというか、アシストが少なく
打ったままの素直なボール飛びということなのかもしれません。
そして少し気になったパワーロス感ですが、ガットのテンション
をもう少し上げて張ったり、ガットの太さと種類で調整すれば
ほとんど問題はなさそうです。
丁度ダンロップさんからエクスプロッシブシリーズという
新たな面白いポリガットが出ましたので、機会があれば一度
TOURにも張って試してみたいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/5c/74440048ec3c5b053c2ac0f0536e0ec0.png)
【TOURとバボラのVSシリーズとの比較】※個人の感想です
ボール飛び①ピュアドラVS②ピュアアエロVS③エクストリームツアー
スピン量①ピュアエロVS②ピュアドラVS③エクストリームツアー
ボール伸び①ピュアドラVS②ピュアアエロVS③エクストリームツアー