今度新たに出るクラッシュの中では108が良さげ?
ウィルソンが出した「革命」ラケットのクラッシュは面が100インチの黄金スペックのゾーンでは
唯一無二のしなりがあって柔らかいという特徴が強みですが、今度出るという面サイズ98インチの
ゾーンでは柔らかくしなるラケットは他にもあるので、どうかなぁと少し懐疑的だったり。
同じウィルソンでもブレード98CVとカブりますし。
ヘッドが出したあのMXG1みたいな事にならなければ良いのですが。
という事でクラッシュ98に対して気持ちの整理をすべく、ガットをゴーセンのAKプロ17、50pで
張り替えた、柔らかさとしなりには定評のある2015年のブレードを使ってみました。
例によって今回使うブレードは改造して約353gまで重くしてあります。
シングルスとダブルスで使ってみましたが、結論から言うとかなり良かったです。
2017ブレードCVより確かに柔らかくホールド感も上のように感じました。
バックが片手打ちなのでどうしても苦しい時にスライスを多用するプレーになるのですが
そのスライスがフレームの柔らかさとホールド感のおかげでとても打ちやすかったです。
あとその柔らかさのおかげでタッチ系のショットも良かったと思います。
ただサーブに関しては2017のブレードCVの方がフレームがしっかりしている分、スピードは
出ていた気がしました。
サーブに限らず、パワーでは2015のブレードより2017の方があると思われます。
どちらの方が良いのかは好みになりますね。
しかし2015年モデルのブレード98は18×20のパターンであの打球感とフレームの柔らかさは
今は他にはちょっとない貴重なラケットかもしれません。
そういえば次のモデルのブレードがもうすぐ出るようです。
ブレーダー?としてはどういう風に進化しているのか、デザインも含めて非常に楽しみです。
なんかこの感じだと98インチの新しく出るクラッシュは必要ないかもしれません。
改めてもう一度100ツアーを使ってみて、色々確認してみようかと思います。