太 極 拳 最 高 

健 康 を デ ザ イ ン す る

五行物語 5

2008-03-17 15:24:52 | 太極拳
相  生  (そうせい)

木生火   肝生心   胆生小腸

火生土   心生脾   小腸生胃

土生金   脾生肺   胃生大腸

金生水   肺生腎   大腸生膀胱

水生木   腎生肝   膀胱生胆


相  剋 (そうこく)

木剋土   肝剋脾   胆剋胃

土剋水   脾剋心   膀胱剋小腸

木剋火   腎剋心   膀胱剋小腸 

火剋金   心剋肺   小腸剋大腸

金剋木   肺剋肝   大腸剋胆

 五行学説は、自然界は五つの基本物質で構成されているという考え方をとっています。見方を変えますと、あらゆる事象は独立して存在するものではなく、お互いに関わりあいながら、ある時には相生し、またある時には相剋する立場をとって、平衡を保ちながら存在するという考え方です。
 夏の暑い日や運動をして汗をかいたあと、冷えたビールを一口飲んだときに 「うまいっ!五臓六腑にしみわたる」 といいますこの五臓は、肝、心、脾、肺、腎をいいます。
 中国の一番古い医学書の黄帝内経 (こうていだいけい) という本に、「肝、心、脾、肺、腎の五臓はみな陰となす」 とあります。陰と陽の立場から五臓を見たものですが、これに対して陽の方はといいますと、「胆、小腸、胃、大腸、膀胱」 になります。
 中に臓物が詰まっているのが 「陽」、中がスカスカしているのが 「陰」 ということになります。