思いやりと下心。

テーマの人生。

ヒステリー、フラストレーション、諸々。

2006-02-14 00:21:37 | shuheying
人は常に平穏ではいられない。
仕事でどうしても納得できない嫌なことがあった、そんな状態で家に帰ったら小さいどうでもいいことを注意された、普段は受け流すのにその時は我慢できず声を荒げてしまった・・・。

例えばこんなことがあったとして、それは特に珍しいことではなく、今まで経験したことのある一日の風景で済んでしまう。
でも、ヒステリーが医学的には一種の神経症であるように、この状態が長く続くと、ゆっくりと進行して行く病気のように、やっぱり精神が病んでくる。

仕事をしている人って、実はこんな状態の人が多いんじゃないかと思う。

あまり原因も分からず何かに対してイライラしたり、無意識のうちに人の顔色を伺って行動していたり、気付いたら何かに縛られて生活していたりして、何かと言い訳がましくなってしまう。

「俺は仕事が忙しく遅くまでやっているのに・・・」仕事が忙しいのは当たり前だ。がんばれ。
「俺が金を稼いでいるのに・・・」金を稼ぐことではないけど金を稼ぐのと同等のことをやってくれている人がいるのは分かってるよな。
「こっちのことも分かってよ・・・」こっちのことは分かる?

人が一緒に生活をしていたらぶつかり合うことがあるに決まってて、そういう時は少し離れて頭を冷やすことがいいのかもしれない。

何か上手なやり方があるのだろうけど、それは人生に隠されたとっておきの秘密のようなもので、何とかして見つけていかなきゃいけないことなんだと思う。

どっちが悪いかとかの判断で物事が収まるような時は白黒ハッキリつければいいし、その時は悪い方が素直に謝ればいいし、それで最終的には自分の持っているボーダーライン(自分が許容できる境界線や自分のポリシーとの境界線のようなもの)が維持できればいいと思う。

そう思った。