もう騙されないぞ(Won't Get Fooled Again)

旅、音楽、日常・・・まったり雑談します

列車苦行再び

2004年11月04日 | 2002シベリア横断
ハバロフスク行き列車は少し遅れてイルクーツクを出発した。
ハバロフスクまでは3泊4日の旅だ。

イルクーツクを出発したのが夜だったのでよくわからなかったが、車体はかなり古かった。
とくにトイレ。カギすらまともに閉まらない。
オームリ(マス科の魚)の燻製を食べ過ぎてお腹を壊していた僕は
寝台とトイレを何度も往復していたのだが、
用をたしている最中にドアを開けられたりするので
わざわざ一等寝台車まで行ってはトイレを使っていた。

コンパートメントの乗客も前回と比べ、かなり冷たかった。
今回も父親と2人の娘の家族と一緒になったのだが、挨拶をしても無視。
上段の寝台を使っていたので、
食事をするときに下段で食べてもいいかと聞いても誰も反応しない。
仕方がないので上段の寝台で飛び散るスープを我慢しながら
インスタントラーメンを食べるしかなかった

外の景色は相変わらず針葉樹林のみ。
夏のシベリアは案外蒸し暑い。
古い車体なので窓を開けなければコンパートメント内はむさ苦しい。
だが、ウスバカゲロウみたいに大きな蚊が入ってくるのでこれまた困る。
走行中の列車にどうして蚊が侵入できるんだよ?

駅で売ってるものもだいたいが同じで飽きるんだけど、
ピロシキだけはどこで食べても美味しかった。

途中数時間の謎の停車もあり、
ハバロフスクには4時間遅れて到着した。

<Irkutsk - Khabarovsk> No.044(Amur)
Dep.15:17, Arr.3:13 (Three nights)
Kupe:1811 Roubles

*All times are on Moscow time.
*Irkutsk (+5 hours)
*Khabarovsk, Vladivostok (+7 hours)