I believe

間違いに気づいたから、やり直そうと思います。

vs母①

2012年11月17日 | 現在進行形
先日、母から連絡があった。
選挙のF活動、まわる先がなくなったので、私の同級生の実家に訪問しようと思う。
ご両親の状況(消息)を教えてもらえないか?ということだった。

前回の選挙の時、母はここまで言ってこなかった。
その時は、私が電話でお願いしていると思っていたからだろう。
(実際は「言っとくー」とだけ母に伝え、電話なんてかけない)
ただ、今回は、さいきん母と話した時に同級生の家に行かないでほしい&F活動は無意味と言ったので
母は、私任せではとりこぼすと考えた様子。

私は、それは絶対ダメだと言った。私だって長らくご無沙汰してるのに、母が行くなんて非常識と伝えた。

母は、引きさがらず、お願いだから協力してちょうだい。絶対、負けられない闘いなんだからと言った。

私は、ストレスもたまっていて(創価新報を読み、あまりにも馬鹿馬鹿しい内容で腹が立っていた)
思わず母に「そんなにF活動に必死になる理由、どこにあるの?」と聞いた。
母は、ハァー?と呆れながら「理由なんてないわよ。私はいつだって一生懸命なの、あなたは知ってるでしょ」と
返した。
母には、自分のスタンスが決まるまでは、言うべきではないと思っていたが、抑えきれず
「御書のどこに書いてあるのよ、F活動しろって。書いてないじゃん!」と言ってしまった。
母が怒りだすのではないかと思ったが、意外にも母はしれっと
「あなた、知らないの?御書にもちゃんと書いてあるのよ。F活動とは書いてないわよ。
 ”王仏冥合”といってねー」と語り始めた。
でも、その説明は到底納得できるものじゃなかった。
私は「それは組織がF活動をやらせるために無理くり引いてきたんでしょ。本来の意味はそんな内容じゃないよ。
だいたい、頼んだところで(票を)入れてる外さんなんてそんなにいないわ。もうトシなんだし
寒いんだから、あまり出歩かないようにしてよね」と言った。
母は「あなたは馬鹿だねぇ」と心底呆れたように言い
「F活動はね、なにも組織のためにやってるんじゃないのよ。相手が票を入れる入れないは
関係ないの。候補者の名を借りて、自身の宿命転換のためにやってるだけよ」と。
でたー!!!宿命転換。
私「だからー。なんで、F活動することが、宿命転換につながるのよ?意味がわからないわ」
母「信じる者は救われるの!(キリッ」

そして母「あなた一体、どうしちゃったのよ?何がそんなに、F活動を嫌にさせたの?」
私「がんばれがんばれ、とさんざん煽っておいて、結果が惨敗だったとき
テンテーは”負けるが勝ち”って言ったんでしょ。
必死でやってきた会員(私は除く)に、それはないんじゃない?あまりにも失礼だわ。
だったら最初から(F活動なんか)やらせるなって話だよ」と答えた。
母「よかったのよ。前回は負けて。あなた、わかってないわあー」
私「ハァ?!」
母「民X党政権になって、何が起こった?
東北大震災、原発問題、領土・外交問題。災難続きよ。
こんなときに政権与党をやっていてみなさい、世間から、なにをいわれるか解ったものじゃない。
だから、”時機”ってもんがあるの。 政権与党にならなかった事は意味があった。
民X党が、全部かぶってくれたのよ」

私、無言・・・・・・・・・・。

母の言った事が、組織でささやかれている事なのか・母オリジナルの見解なのかは解らない。

そして私は民X党は好きではない。

だけど、あんまりじゃないかこの言い草。
自分(の支持政党)さえ火の粉かぶらなければ、いいのか?

私は、震災当時、テレビ番組で被災地出身の某党議員さんのドキュメントを見て、涙を流した。
「自分たちがこの時に、政権与党であればと、これほど悔しい事は無い。だけれども、出来る限りの事を
歯を食いしばり、やっていくしかない」
この姿勢こそが政治家じゃないだろうか。
一番大変な時に、最前線に立って仕事をする。政治家は、その覚悟の無い人なら、なってくれるな・
絶対やるな、やめてしまえ!と思う。
困難を避けるような人間は政治家になって欲しくない。

そこを、(政治家、政党を)支援してる人間が「難を被らなくて良かった」って一体・・・。

テンテーがどういうつもりで「負けるが勝ち」と言ったか私は知らない。

だがしかし、後付けでこういった時の流れを見て
「やっぱり、負けるが勝ちだったよね~。テンテーの言った通りになったよ!
いま政権与党だったらえらいことだったもんね!」と、鬼の首でもとったかのように言う会員が
出てくるわけで。最悪。

私は思いきって母に
「今後一切、御書に書いてない活動はしない」と宣言した。
(というか、だいぶ前からF活動はしていない)

母は驚いていたが、信心さえ失わないならかまわない。あなたは、感じやすいところがあるから
(霊感があるという意味)なにか、気になるんだったら距離を置くのもありだと思うわ。
そうやって、疑問を持ったり、迷ったりすることも、全部勉強。後で自分の糧になるわよ、と
えらく寛容にうけとめてくれた。
正直、拍子抜けだった。怒られると想像していたので。
ただ、私は「脱会するつもりだ」とは一言もいっていない。 
この言葉を口にしたら、状況は一変するだろう。

偶然にもこの電話の翌日が党首討論で、解散総選挙が決まった。

私の住む地域は候補者が立たないので、協力関係にある党に入れ、比例区は党名を書いてきたが、
今回は自分で考えて投票する。
投票権を持って20年以上になるが初めてだ、自分で考えて投票するのって。

選挙開票速報を見るのは、バリ活時代から大好きだったが、今年はさらに楽しくなりそうだ(笑)。