しょこら の ぷち自然派生活

外食多し 甘いもの大好き! だけど ちょっと健康のことも気になる。そんなしょこらの ぷち自然派生活 を紹介します。

がんばるこ やさしいこ

2006-09-26 00:30:48 | コトバのチカラ

保育園を卒業するとき、

担任の先生だったか、園長先生だったかが、

はなむけの言葉を色紙に書いてプレゼントしてくれました。

 

それが、この言葉で、

真ん中に「しょこらちゃん」。

そして両側に

「がんばるこ」「やさしいこ」

と斜めに書いてくれました。

 

これを頂いた時、父のぶさんが、

「○○先生は、よう見てくれてたんやな。」

と呟き、母みっちゃんが

「そうやねぇ。」

と応えました。

 

それで、私は、自分が

「がんばる子ども」であり「優しい子ども」

であるのだと知りました。

 

そして、その色紙は、小学校を卒業しても、

中学校を卒業しても、タンスの上の、大事な物を

飾っておくガラスの収納の中に飾られていました。

そのよく目につく場所から、いつも私を励ましてくれていました。

 

本当のことを言えば、

実際に私という人間がどうであったかは分かりません。

しかしながら、その言葉が、これまでの人生の中で、

確かに支えになってきたことは間違いがなく、

何かがあると、

「私には頑張る才能がある」

「本当は優しい人間なんだ」

と自分に言い聞かせることができたように思います。

 

そのように評価してくれた先生がいること。

そしてその評価を両親が肯定してくれたことは、

私の人格を形成する上で大きな役割を果たしたと

今強く感じています。

 

私を力づけてくれた言葉があるように、

今子どもの与える言葉のひとつひとつに

責任を感じる今日このごろ。

自分の子どもにも、この厳しい世の中を生き抜いていける

強さを与えてくれる、素敵な言葉との出会いがあることを

切に願っています。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい話だね (つるこ)
2006-09-27 19:20:18
いい話だね。



自分の成長に関わった1つ1つの出来事に、

今、母親であるしょこらが改めて向き合い、

そして愛息子に向けられていくんだ。



とても素敵なことだと思った。



私も、私を成長させてくれた全てのことを、

そんな風に振り返り、受け止めて、

誰かに注ぐ日が、来るといいな。
返信する
いらっしゃい! (しょこら)
2006-10-01 15:12:12
さっそくの書き込みありがとう。

レスが遅くなってすまぬ。



じつは、この話、そんなにいい話でもなくて、

武田鉄也さんが、

「こんちくしょう!」

と世の中を恨みながら、怨念のかたまりの状態で

「贈る言葉」を書き上げたというように、

むしろ、子供の暴力・暴言にほとほと手を焼き、

悩む中で、少しでも、機嫌のよい子に

育ってほしい、という願いを込めて書いたものです。

ああ、子育てって、日々修行。

毎日、忍耐への限界を挑戦させらせてる気分です。



いえ、子供は概ね機嫌よく、かわいいのですが。

少しキレると、手がつけられなくなり。。。

これが、「魔の3歳児」というやつかも

しれませぬ。。。
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