安曇野市穂高町。
いい町です。
あの猛暑の中、「たまらんな~」という日、身延、甲府と
電車は進む。車内のエアコンはよく効いいていて、家内がネットで考えたメニューで
乗り換えはスムーズ。だから体が冷えたまま次の電車に。切符の価格をご覧下さい、
安いのなんのの「ジパング様」ですよ、「歳を取ると得なこといっぱいあります」、
「しずてつジャストライン」の「大御所パス」もそう、世間の皆様に申し訳ないみたい。
一時の小旅行、目的は「墓参り」、墓参りの最中に思ったのが暑さ、気温は高いはずなのに
暑く感じない快適さ、それは湿度のせいでした。静岡に比べ圧倒的に湿度が低い。
これですね。あとは冬場ですね、そりゃ寒いでしょ、将来“そこ”にお世話になるかもしれない
挨拶に行ってきたのですよ。穂高は家内の父親が生まれた“町”です。
10年に1度、数年に1度しか訪れないので、行く旅に「浦島」になっています。
大手のファミレスはデニーズ1店だけ、その繁盛ぶりは凄まじいものでした。
次から次に地元の方と思われるファミリー客が後を立ちません。
こちらは観光客や登山客ですが蕎麦屋も賑わっています、穂高駅もそうです。
これはNHKドラマの「真田丸」の影響があるようです。街には碌山美術館も
あり、碌山は家内の旧姓と同じです。山好きの方はご存知かもしれませんが、
「常念」という美しい姿の山があり、実家の墓を見下ろしているような感じです。
直径30~35センチくらいの、「大ざる」。おすすめは「なごり雪」というお蕎麦。
4年とちょっとお休みは取れなかったのですが、念願の小旅行に行くことができました。
(この話をすると本気にしない方多数ですが、本当に364日出勤でした。こんな人
結構多いようですよ、ワタミの社長とか私の母親)
さて、静岡新聞本日の訃報欄より、みなさん大好きだった吉川先生がお亡くなりに
なりました。あの頃(高校時代)は教頭先生だったのかな、最近の言い方で、突然の
ゲリラ豪雨に見舞われ、数人の友人たちと学校の正面玄関で困っていた時、
クリーム色の生徒と同じ色のカッパを着た先生が、その中で一番遠くから自転車通
をしているHリウチ君の前で、カッパを脱ぎ始め、「君、これを着て行きなさい。
私は傘で帰ります。」これにはやられましたよ、Hラダ君もいたのかなぁ、
不良もののテレビドラマの定番の展開ですよ、TV「仰げば尊し」ですよ、
不良は直ぐこういうことに感激・感動してしまうんですよ、
その瞬間からみな目を合わせ、「この先生はいい人」のグループ入りでした。
いつか、同じようなことが起きたら、このカッコイイ行動をとってみよう、
不良少年たちはそう思ったのでした。やられたな。
以後今日まで、飲むたびにこの話は繰り返されています。
その吉川晴夫先生がお亡くなりました(93歳)。葬儀は8/13です。
静岡高校長。常葉学園大理事長、静岡市文化振興財団理事長などを
歴任されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
※86期では今年の上半期にお一人がお亡くなりになりました。
最後に、昨日は“あずさ9号”で安曇野に行ってきましたが、
今日の静岡は“アツサ2号”ですね、♫私は私はあなたから~~~
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