先日はお墓参りも兼ねて、寄居に行ってきました。
森林公園のもっと奥の方には、たくさんの霊園がある地帯があるのです。
うちのお墓も、その霊園のひとつで、行く手前にちょうどよく滑川農産物直売所があり、必ずそこによって、お花を買います。
最近、隣接する土地に大きなベイシアができて賑わっています。
そのベイシアは例によって仲間のホームセンターや外食のお店と並んでいて、滑川モールという名前です。
これができた時は、農産物直売所はどうなってしまうのだろう? と思いましたが大丈夫みたいです。
お墓に行く人は、みんなこの直売所に寄るのではないかと思います。
なんたってお花のコーナーの充実ぶりが素晴らしいです。
値段も安くて、種類も豊富でどれにしようかと迷います。
春には入口のあたりに、みそこんにゃく屋が出ています。
こんにゃくはとても大きくて、「あーこれがこんにゃくの味だよ」という本物の素朴な味がするのです。
おじさんが手なれた手つきでこんにゃくに味噌を乗せてくれるのですが、すくい取るみその量は、これ以上多かったら垂れてしまうというぎりぎりです。
三角の形にみそをキッチリ乗せるその手際にも、迷いも無駄もありません。
その見事な手際に感心しながらこんにゃくを食べたりします。
その横には、こんにゃくと味噌を売っていて、「今食べたのと同じこんにゃくと味噌なんですね。」と念を押して買ってきたのに、家で自分で作ったのはいまひとつなのでした。
味噌こんにゃくは、けっこう微妙な食べ物なのです。
それならと、お墓参りに行った時のお楽しみにすることにしました。
ところが、春のあいだの日曜日しかやっていないようで、なかなか食べられないんですね。
めったに食べられないところがまたよいのだとも思うのです。