猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

5/30猫ともクラブ中止のお知らせ、猫の相談とは、、、

2021-05-17 22:14:45 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ
5/30猫ともクラブイン富田林市を
開催予定でしたが
緊急事態宣言延長となり
施設が使用できませんので
中止とさせていただきます。
次回は7/25開催予定となります。

よくある一般的な話です。
この時期、子猫を見つけられた方が
保護団体などに相談をされます。
これといって正解がないこともありますし
できることを自分の判断でやるしかない
ところもありますが
一例を書いておきます。
参考になさってください。

*まず庭に猫が産まれたという場合
母猫がいるのなら
見守ってあげてください。
母猫は子猫に付きっきりでいるわけではない
ごはんを食べにいったり、ウロウロしてて
また授乳に帰ってきます。
産まれたての仔猫を人間が育てることは
ものすごく難しいです。
臍の尾がついた仔猫など生存率が低くなります。
簡単に取り上げないでください。

また寝床を変える習性があります。
敵にみつからないように
仔猫をくわえて移動させます。
そのまま静観しておけば
どこかにいきます。

*理想は離乳したら
餌場にごはんを食べにくる
生後1か月〜2ヶ月くらいの時に
子猫は保護して母猫は手術して
お世話してあげてください。

人なれしてるなら母猫も
保護してあげてください。
子猫がもう大きいなら
人なれに時間がかかります。
TNRになるかもしれません。
保護されるならお早めに。

*仔猫だけ保護しても
またすぐに母猫は発情して
妊娠します。
手術をお願いします。

*母猫がいない、子猫の遺棄
保護対象となります。
保護したら病院へ行き
ワクチン接種できるまで育てて
ご自身で飼えない場合
里親募集をお願いします。

*明らかな遺棄の場合
警察に通報してださい。

*人なつこい猫を保護してあげたい
人なつこい猫は家猫にむいています。
保護してあげてください。
自分で飼えないなら
里親さんを探してください。
人なれしてない猫は無理せずに
保護できないなら
TNRという方法があります。

ご存知でないことなのかもしれませんが
猫を保護してから
保護団体を探される方が多いです。
猫ボランティア、保護団体、猫カフェさんは
里親さんは募集していますが
基本的に猫の引き取りを行っていません。

ご自身が保護された猫は
ご自身が主体となって
問題解決をしていただきたいです。

ボランティアが猫を引き取っていては
問題は解決しません。
地域で起こった猫問題を地域で
解決する必要があるのです。
そのお手伝いやアドバイスをするのが
ボランティアの役割です。

猫の活動をされている方は
やはり猫に詳しいです。
分からないことは何でも聞いてくだされば
いいのですが、獣医ではありません。

まずはご自身で病院に連れて行ってください。
猫ボラさんは動物病院にも詳しいです。
どこに行ったらいいか聞いてみるのも
いいかもしれません。

そしてもちろん診察代金がかかります。
野良猫なのに、自分の飼い猫じゃないからと
思われるかもしれませんが
ご自身が保護された猫の医療費を支払うのは
やはり保護された方になります。
他に払ってくれる人はいないと思うのです。

また外にいる状態で
里親募集は原則行いません。
安易な譲渡は猫をかえって
不幸にすることがあります。
譲渡はそんな簡単なものではないです。

どうしても保護できない環境で
団体さんに保護をお願いするなら
その一部費用負担があります。
また手伝えることは手伝う。
最後まで気にかけていただければと思います。

ですが、団体さんに保護を依頼したなら
団体さんの意向に従ってください。
団体さんの譲渡の方法や考え方など
それぞれに違います。
ご自身が納得できるのか
最初に聞いておいてください。
譲渡すると里親さんに所有権がうつります。
トラブルとならないようお願いします。


保護してもらうなら、相手の活動内容や
保護先の確認も必要です。
ほんとうに信頼できるところでしょうか。
猫は幸せになれるでしょうか。
お金を渡して保護してもらって
どうなったか分からなくなる
引き取り詐欺もあります。
気をつけてください。


保護には大きな責任があります。
猫ボランティアさんは
便利屋さんではありません。
みなさん、暇で好きでやってるわけではなく
時間的にも金銭的にも精神的にも
無理して活動されてると思うんです。
そこにまた1匹、もう1匹と
無理に無理を重ねることは
よくありません。

かわいそうな猫をほっておけない人に
猫を押し付けるのはやめましょう。
無理をしては多頭飼育崩壊につながります。
相談を受ける方も相談者さんにできることは
やってもらいましょう。
猫のこと知らない方が保護してることが多いです。
できるだけ相談にのってほしいです。
解決できるようアドバイスだけでいいのです。
無理はしないで、、、

ボランティアはアドバイザー
自分でやろうとされる方なら
お近くであれば捕獲器をお貸ししたりと
なにかお手伝いはできるかもしれません。
できることにはみんな限りがあります。
ボランティアも普通の一般人です。
協力して問題解決ができればと思います。


アドバイスすると返事がなかったり
引き取ってもらえないと何もしてくれないと
言われることがあります。
お金を請求されたと非難されることもあります。
お金も労力もかかることなので
こちらから団体紹介することもできません。
電話番号を勝手に人に
教えることもやめてほしいです。
了解をとってくださいね。


そんな簡単に猫を保護してくれる
ところってないです。
少なくとも私の周りにはありません。
そしてやはりTNRが大事です。
蛇口を閉めましょう。
保護しないでいいようにしたいです。
里親さんは有限です。


できない部分は協力し合えばいいと思うのですが
自分のできることは自分でする
ということが当たり前になってほしいと
思っています。
誰にでも必ずできることがあるはずなんです。

一緒に大切な命、救いましょう。
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