日本祖国戦線

愛国社会主義(National Socialism)による日本及び世界の再建を模索する研究会です。

金銭至上主義の横暴! ブラック地主を吊るし上げよ!

2015年08月25日 23時14分09秒 | 社会問題
「ブラック地主」立ち退き要求、嫌がらせ… 弁護団結成

朝日新聞 2015年08月25日 11時21分

 ある日突然、暮らしている家や土地から出ていくよう迫られた――。大都市の地価が上昇するなか、地主から不当な立ち退きを求められたという相談が弁護士のもとに増えている。執拗(しつよう)な嫌がらせを受けるケースもあり、弁護士らは「ブラック地主」問題として実態の把握に乗り出した。

 埼玉県に住む男性(60)の自宅を昨年夏、不動産業者が訪ねてきた。男性は親の代から土地を借り、家を建てて住んできた。聞けば、不動産業者は元の地主からその土地を買い取ったのだという。

 「出て行くか、土地ごと買い上げろ」。不動産業者は要求。断ると、昼夜問わずに何度もインターホンを押され、帰宅を待ち伏せされて絡まれる嫌がらせが始まった。「人からものを借りて、何を居直ってんのや」と迫ってきた。

 当事者同士の問題だからと、警察は及び腰。不動産業者もそれをわかっているのか、警察を呼んでもびくともしない。

 数カ月後、男性は弁護士に相談。裁判所に「面談強要の禁止」の仮処分を申し立てると、ようやく業者は来なくなった。

 相談の増加を受け、借地・借家問題に詳しい東京の弁護士らが6月、「ブラック地主・家主対策弁護団」を結成した。法的根拠もないのに、借り主に不当な要求をしてくる地主を「ブラック地主(家主)」と呼び、対策を取り始めている。地主の業者が自家用車の前に車を止めて家から出られないようにしたり、自宅の軒先に「売地」と書かれた看板を突然置かれたりした被害もあるという。

 借地借家法では、借りた土地に家を建てて住んでいる人などの権利を手厚く保護しており、正当な理由や手続きを経なければ、地主であっても立ち退きや賃料の増額を求めることはできない。それでも、法律を知らずに、不当な要求を受けて土地を明け渡したり、増額に応じたりした人もいるという。

(引用終わり)




これもまた、戦後日本を覆う病気「金銭至上主義」の横暴が招いた悲劇です。

人間の最低限の生活に必要な衣食住の「住」さえも「カネ」のために容赦なく奪い去る卑劣なブラック地主を許してはいけません。


不法な「地上げ」で弱者を苦しめる悪徳地主は「吊るし上げ」ないといけません。

そして何より恨むべきは、「カネ」を儲けるためには何をしても良いという金銭至上主義です。

戦前の日本、いえ、もっと昔から日本には「清貧」という概念がありました。


1549年に来日したフランシスコ・ザビエルは「日本人は不思議だ。貧しいことを恥とせず、商人よりも貧しい武士が尊敬されている」と驚きました。

同様に、明治初年に来日したアメリカの生物学者モースも「どんな外国人でも、自分の国では道徳教訓として重荷になっている善徳や品性を、日本人が生まれながらにして持っていることに気づく。最も貧しい人々でさえ持っている」と評しました。



これが失われてしまったのが1945年の敗戦です。

日本を占領したアメリカは、大和民族の精神文化・倫理道徳を破壊しようとしました。

教育で戦前の日本を「悪の国」だと刷り込み、アメリカの価値観を「正義」だと思わせました。

テレビではアメリカのドラマばかり流して、日本人の精神を改造しようとしました。

結果、今の日本は「自分良ければ全て良し」という利己主義者ばかりになってしまったのです。

今こそ読まれるべき文章を紹介します。

これは、昭和52年3月3日。野村秋介先生、伊藤好雄先生、西尾俊一先生、森田忠明先生ら4人の志士が金銭至上主義の権化である経団連を攻撃したときの檄文です。

 

「三島由紀夫・森田必勝烈士と楯の会会員が、自衛隊を衷心から敬愛し、かつ信頼していながら敢えてあの市ヶ谷台の挙に及んだに等しく、われわれも敢えて今日この「檄」を日本財界首脳諸氏に対して叩きつける。
 大東亜戦争の敗北によって、廃墟と化した戦後日本の復興に、財界が少なからぬ寄与をし、如何にその指導的役割を果たしてきたか、これまでの歴史的事実を、われわれは決して軽んずるものではない。
 しかしその反面において、諸君らの営利至上主義が、どれほど今日の日本を毒し、日本の荒廃と混迷を促し、社会世相の頽廃を煽ってきたか、その罪状看過すべからざるものがある。
 ロッキード疑獄が投じた政治の混乱は、国民の政治不信を抜き差しならぬところまで追い込み、自由社会の根幹をすら揺るがすに至っている。
 それだけではない。
 日本の文化と伝統を慈しみ、培ってきたわれわれの大地、うるわしき山河を、諸君らは経済至上主義を持ってズタズタに引き裂いてしまった。
 環境破壊によって人心を荒廃させ、「消費は美徳」の軽薄思想を蔓延させることによって、日本的清明と正気は、もはや救い難いところまで侵蝕されている。自ら生んだ子供をコイン・ロッカーに平然と遺棄する異常の社会を、君らは、君らが意図したか否かは別として、現実として構築し続けてきた。
 営利至上主義の犠牲となった薬品公害患者の苦悩を、君らは一度でも、真摯に顧みたことがあるのか。
 水俣病患者・スモン病患者の心痛に対して、一度でも敬虔な反省をもったことがあるのか。
 大昭和製紙等に見られる無責任きまわるヘドロ公害、または瀬戸内海を死の海へと追いたてている現実の大企業体質を、君らは一度でも虚心に直視したことがあるのか。
 祖国民族あるを忘れ、大衆国民のあるを軽んずるこの天を恐れぬ諸君らの所業は、必ずや日本を、否、全人類をも亡ぼすこと必至である。
 しかし、われわれの悲願は、ヤルタ・ポツダム体制そのものの打倒にあるのだ。したがって、諸君らのみをたんに弾劾するつもりはない。
 日本は、大東亜戦争の敗北によって無条件降伏を強いられたが、アメリカを中軸とした戦勝国は、戦後処理を徹底的に日本民族の弱体化に置いて敢行して行った。瞭然たる史実である。
 その結果が、現今、眼前に晒されている日本の姿である。物質的に豊かになったと言う美辞に弄されているのは錯覚である。
 日教組の目に余る偏向教育は、青年たちから夢や浪漫や祖国愛を奪い、連帯感や責任感の喪失を顕著にして重大な社会問題を提し、マスコミ、殊にマンモス化した新聞の横暴と跳梁は心ある人々の慨嘆と怨嗟の声を集めている。政治の混迷は祖国日本の基盤そのものさえ揺るがし始めている。
 東洋の君子国と謳われた日本の栄光は、いまやかけらほども見出すことができない。
 すべては日本民族の弱体化を眼目としたヤルタ・ポツダム体制の歴史的呪縛にその源泉を見る。だがしかし、この三十年間に及ぶ戦後体制を最も強力に支えて来た勢力が、金権思想・営利至上主義の大企業体質そのものであったことも韜晦をゆるされぬ事実である。
 われわれはかくのごとく断じ敢えてこの挙に及ぶ。
 古代ローマは平和を貪ることによって自ら亡んだ。祖国日本が同じ轍を踏むのを座して看過できない。
 日本を亡ぼしてはならない。
 営利至上主義のために「祖国」を見失ってはならない。
 憲法改正!
 安保廃棄!
 天皇陛下万歳!

YP体制打倒青年同盟  


 日本財界首脳諸君へ」



ブラック企業、ブラック地主、そして、金銭至上主義。

これを討ち果たし、日本精神を取り戻しましょう。

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