日本祖国戦線

愛国社会主義(National Socialism)による日本及び世界の再建を模索する研究会です。

ブラック企業エイベックスに抗議提言文を送付

2017年05月17日 09時56分30秒 | 愛国社会主義闘争






抗議提言文

宛 エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社代表取締役社長CEO 松浦勝人殿

貴社は11日に発表した2017年3月期決算で従業員の残業代約10億円を未払いしてしたことを明らかになった。
昨年12月に労働基準監督署から是正勧告を受けて全社規模の社内調査を進め、未払い分がほぼ確定したとしている。

貴社は労働時間を正確に把握して再発防止につなげるため、パソコンのオン・オフの記録で労働時間を管理する従来の運用を改め、従業員が自ら労働時間を報告する仕組みを導入することも明らかにした。裁量労働制の導入も検討するという。

しかし、この10億円という金額は、「本当の金額」だろうか。 
会社が調査を行ったとしても本当の残業時間を従業員が申告できるとは思えない。今回のように労基署が捜査をしている以上、「まったくない」というわけにはいかないまでも、実際の時間を言えば、「のちのち目をつけられる」と思うのが従業員の本音だからである。
さらに問題なのは、「パソコンのオン・オフの記録で労働時間を管理する従来の運用を改め、従業員が自ら労働時間を報告する仕組みを導入する」と会社がしているところだ。本来、従業員の時間管理は経営者の責任であるが、それを放棄している。「自己申告」にしてしまえば、従業員は、むしろ上層部からの「パワーハラスメント」によって実際の労働時間を隠さざるを得ない状況に追い込まれる。したがって、「自己申告」を強化することは、違法な残業を強めるおそれがある。
このような「改善策」をあえて前面に出すところに、反省をしていないのではないか、と感じざるを得ない。

よって、貴社が行うべき改善策をここに示す。

一、正確な残業代の合計を把握し、遅滞なく支払いすべし。
一、一般的な企業と同じように「タイムカード」を導入して経営者が責任もって労働者の時間管理に努めるべし。
一、権力的虐待(パワーハラスメント)、性的虐待(セクシャルハラスメント)、妊娠者に対する虐待(マタニティハラスメント)などあらゆる虐待行為(ハラスメント)を会社から根絶することに尽力すべし。

以上

内容に対する賛否はともかく、これを社内でよく吟味し、その結論を文書をもって返答することを求める。

5月末日までに、返答なき場合、抗議行動なども検討していることを申し伝えておく。

皇紀2677年5月16日 愛国社会主義日本労働者戦線主幹 野本政樹

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