理由がある

今日は、訪問ヘルパーのお仕事の日でした。
認知症のSさんの症状が少し進み、一人でお風呂に入ることが難しくなってきました。
今までは「お湯が沸きましたよ」と言うと、自分でお風呂に入っていたのですが、少し前から「めんどくさいから、今日は入らない」と言うようになったSさん。
どうやら、服の脱ぎ方やお風呂の入り方が解らなくなっていたようです。
「お風呂に入らない」との言葉の裏には「入り方が解らない」という理由があったんですね。
先週からは、「Sさん、まずセーターを脱いでくださいね」「ズボンをぬいでくださいね」と声をかけて浴室へ案内することになりました。
石鹸をつけたタオルを渡して「首のあたりを洗ってくださいね」「腕を洗ってくださいね」と声をかけ、背中や髪の毛を洗うのはお手伝いして。。。。入浴後の着衣までずっとそばについていることになりました。
そうすることによって、Sさんは迷うことなく入浴を楽しむことができるようになったみたいです。
「あ～、いい気持ちだ～」湯船につかりながら何度も口にするSさん。
よかったですね～