料理家 小林カツ代さんのエッセイです。
学生からすぐ結婚したカツ代さんが、キッチンで料理をしながら考えたあれこれ。
料理家のカツ代さんが「結婚するまで料理なんてしたことなかった」というのは意外です。
柔軟で自由な視点と文体が好きだな~、と思います。
たとえば、
「恋する予感」という章では。。。。
えー、突然ですが、人間、死ぬまで ″ひょっとすると、私は恋、いや、恋愛をするかもしれない″という心地を忘れてはいけませんな。本気でそう思い始めたのは、私め四〇代に入ってから。(本文より)
つまり…
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それくらいの気持ちで、身だしなみやオシャレに気を配りましょ、っていうことを書いているんですけどね
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どんなに忙しくても、一人でくつろぐコーヒータイムを大切にしている、とか、
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たまには赤いマニュキュアをつけることが心の潤い、とか、「うん、うん、解る
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」と思わずうなずいてしまうような一冊です
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(大和書房)