★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

喜びも悲しみも二十五年ぐらい

2016-10-31 22:39:12 | 映画


細君と一緒に「喜びも悲しみも幾年月」を二日かけてみた。わたくしの好きなメロドラマである。

気付いたこと

1、ここに描かれている生活用品や服装、家の様子にほとんど違和感がないわたくし。おかしいな、わたくしは昭和40年代後半の生まれのはずであるが……
2、夫婦の息子が大学にいけず、やけになって遊び歩いていたところ、高松の不良に刺されて死ぬエピソードはやっぱりひどすぎ……。それを、香川でやる必然性はあるのかっ
3、最後に、長女が結婚するのを見送る「老い始めた」灯台守夫婦であるが、この人たちの年齢は、わたくしどもと一緒ぐらいか……まずいぞ……
4、佐田啓二……確かに晩年であったような気がする
5、秀子様最高