宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

勝手にしやがれ

2012年09月07日 11時01分33秒 | 徒然
 沢田研二/勝手にしやがれ










 この季節、朝一のチラシ配りは良くない。
汗だくになるから、朝一番に着た服を、も一回着替えなければならない。
なんだか非効率だ。

しかし、汗に濡れたまま店番をするのもなんだかいただけないし、
かといって、じゃあチラシ配りはやらないってんじゃあ、本末転倒だ。




 そんなこんなで、履き替えたばかりのチノパンで自販機の商品補充をやっていた。


それが、うっかり手を滑らせて、淡麗グリーンを落とす。
瞬間、「へこむ!」と思ったんだけど、

それは、へこむどころの騒ぎじゃ無かった。


劇画風に表現するなら、ボムッ!という音がして、中味が吹き出した。
どうやら、どこか、鋭利な角に運悪く腹からぶつかったらしく、
瞬時に破裂したようだ。







集中力を欠いて作業をしていると、こういうことがままあるにはあるんだけど、
せいぜいが缶がへこむくらいなので、そいつは自分の飲み分になるだけのことだった。
なら、どうせ飲むんだから問題ない。

しかし、それが破裂したんじゃあ、覆水盆に返らずである。

あ~勿体無い。




 おまけに、履き替えたばかりのチノパンがぐっしょり。




まったく、朝からついてない。





 でも、500mlでなかったし、ビールでもなかったことは、考えようによっちゃあ、ラッキーだった。


それと、麦のいい匂いに包まれるのも乙なもの。
しばらくじっと嗅いでいると、醤油蔵の香りがしてくる。




結構幸せになる香りだ。





 なので、チノパンはそのまま履き続けることにした・・・









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