福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2009.4.13(月) 湯布院に遊ぶ

2011-09-30 | 旅行記

今日の街角風景は、大分県由布市湯布院の温泉に浸かり、休養したことである。

湯布院ICの出入口のすぐ傍にある「道の駅湯布院」から見た由布岳(1584m)

        よしえやし 恋ひじとすれど 木綿間山(ゆふまやま)

             越えにし君が 思ほゆらくに      万葉集巻十二・3191 読人不詳

        由布岳(1584m)は万葉集では、木綿山(ゆふやま)、木綿間山(ゆふまやま)、

        遊布麻夜萬(ゆふまやま)と表記されている。

        木綿(ゆふ)は、楮(たく)(コウゾ)の木のことで、皮をはぎ繊維にして衣や紙の

        原料になったという。

        豊後風土記によると、「柚富(ゆふ)の郷(さと)・・・楮(たく)(コウゾ)の樹多(さは)

        に生(お)ひたり、常に楮(たく)(コウゾ)の皮を取りて、木綿(ゆふ)を造る。よりて

        柚富(ゆふ)の郷(さと)といふ」             

湯布院保養所から見た由布岳(1584m)

保養所にて

保養所にて


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