今日の街角風景は、大分県由布市湯布院の温泉に浸かり、休養したことである。
湯布院ICの出入口のすぐ傍にある「道の駅湯布院」から見た由布岳(1584m)
よしえやし 恋ひじとすれど 木綿間山(ゆふまやま)
越えにし君が 思ほゆらくに 万葉集巻十二・3191 読人不詳
由布岳(1584m)は万葉集では、木綿山(ゆふやま)、木綿間山(ゆふまやま)、
遊布麻夜萬(ゆふまやま)と表記されている。
木綿(ゆふ)は、楮(たく)(コウゾ)の木のことで、皮をはぎ繊維にして衣や紙の
原料になったという。
豊後風土記によると、「柚富(ゆふ)の郷(さと)・・・楮(たく)(コウゾ)の樹多(さは)
に生(お)ひたり、常に楮(たく)(コウゾ)の皮を取りて、木綿(ゆふ)を造る。よりて
柚富(ゆふ)の郷(さと)といふ」
湯布院保養所から見た由布岳(1584m)
保養所にて
保養所にて
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