できるだけごまかさないで考えてみる-try to think as accurately as possible

さまざまなことを「流さずに」考えてみよう。"slow-thinking"から"steady-thinking"へ

またやっちゃった加護亜依と周りの大人の真性サル度

2007-03-27 07:59:09 | Weblog

 昨年このブログでコメントの応酬で盛り上がった記事ナンバーワンがこのネタに関する記事であった。この参照数が一昨日あたりからまた急上昇してきたと思ったら…またあのサルがやっちゃったようだ。

加護亜依フライデー事件で見えてくる「開き直り系○○大人」 (当ブログ 06.02.10)

 

 で、今回の件に関する所属事務所の公式コメントから。

加護亜依 一部報道記事について

 弊社所属 加護亜依について報じた3月26日(月)発売週刊誌の記事について、加護本人から報告を受け、残念ながら事実であることを確認しました。

 1年前の喫煙問題の時は、まだ将来のある17歳という年齢も考慮し、実家での謹慎という処分を課しました。 1年間の反省過程をみて話し合いの場を設け、再起に向けて一から準備を始めるため、今年の1月23日に上京してから、東京の事務所で社会勉強と事務の手伝いをさせていました。 約二ヶ月間きちんとした勤務ぶりでしたが、今回に関しては二度目ということもあり、復帰については断念することにしました。 また、未成年であるため御家族と相談の上了承を頂き、契約についても解除することとなりました。

 このような事態になってしまった事については深く反省し、管理責任を痛感しています。

 今後、尚一層の責任感を持ち、特に未成年のタレントに対しては指導の再徹底を行っていきます。

平成19年3月26日
株式会社アップフロントエージェンシー
代表取締役 川口勇吉

 

「一部報道」はこちらなどのこと。

加護亜依、また喫煙報道…18歳年上恋人!?と温泉旅行中 (サンスポ 07.03.26)

 昨年1月末に喫煙現場を写真誌に報じられ、謹慎処分を受けていた元モーニング娘。の加護亜依(19)に再び喫煙疑惑が浮上した。 26日発売の「週刊現代」が、18歳年上の恋人と群馬・草津温泉で1泊旅行し、 彼の運転する車の中でたばこを吸っていたと報じている。加護は所属事務所でお茶くみなど社会勉強を積みながら、 復帰のタイミングをうかがっていた。事実なら、さらに復帰が遠のいたと言わざるをえない。

 1カ月前、「深く反省しています。やっぱり歌いたい…」と再起を誓っていた加護が、再び苦境に立たされた。

  26日発売の「週刊現代」に、加護が大柄の男性と手をつないで草津温泉の大型旅館から出てくる姿を撮られた。同誌によると、 2人は17日夜に同旅館に宿泊し、翌朝チェックアウト。帰京する車の中で、加護が助手席でたばこを吸っていたとしている。ただ、 喫煙現場の写真は掲載されていない。

 この男性は東京・渋谷の人気カフェ「SOMA」のオーナー、石本靖幸さん(37) 。カフェプロデューサーとしてDVDに出演したり、雑誌に登場するなど、業界では知られた人物だという。 石本さんは同誌に「婚約者がいる身」として、加護との恋愛関係を否定している。ただ、加護が未成年であることは石本さんも知っていたはず。喫煙していたならなぜ注意しなかったのか?

 加護の喫煙は昨年1月末、東京・恵比寿のレストランで写真週刊誌「フライデー」に撮られ、発覚。芸能活動を休業し、 奈良県の実家で謹慎生活を送っていた。そして、今年1月23日に再び上京して一人暮らしを始め、ほぼ毎日所属事務所へ通い、 お茶くみやコピー取りなど同い年ぐらいのOLが経験するであろう社会勉強を積み、復帰のタイミングをうかがっていた矢先だった。

 先月、「フライデー」の取材に加護本人が「小さい子とかファンの方の夢を裏切ってしまった。深く反省しています。 いつできるかわからないですけど、やっぱり…歌いたい」と、応援してくれたファンへの謝罪と再起を誓っていただけに、 ファンは再び裏切られた気持ちでいっぱいだろう。

 所属事務所では「事実関係を確認中」としており、26日にも何らかの対応を行うことになりそうだ。

 

1. 先に挙げた当ブログ記事で、

>隣に立派な成人がいて、未成年の喫煙を止められない(あるいは止めない)。これがこの事件で最も情けない点である。

と明記したのだが、もう一度同じことを「周囲の大人たち」がやらかしたということが、この業界の大人たちがいかにサル程度の監督能力しか持っていないかを示している。

 しつこいが、何度でも貼っておく。

 未成年者喫煙禁止法

第一条  満二十年に至らざる者は煙草を喫することを得ず

第二条  前条に違反したる者あるときは行政の処分を以って喫煙の為に所持する煙草及び器具を没収す

第三条  未成年者に対して親権を行う者情を知りて其の喫煙を制止せざるときは科料に処す 

 二 親権を行う者に代わりて未成年者を監督する者亦前項に依りて処断す

第四条  煙草又は器具を販売する者は満二十年に至らざる者の喫煙の防止に資する為年齢の確認其の他の必要なる措置を講ずるものとす (2001.12追加)

第五条  満二十年に至らざる者に其の自用に供するものなることを知りて煙草又は器具を販売したる者は五十万円以下の罰金に処す

第六条  法人の代表者又は法人若は人の代理人、 使用人其の他の従業員が其の法人又は人の業務に関し前条の違反行為を為したるときは行為者を罰するの他其の法人又は人に対し同条の刑を科す

 

 この石本靖幸とかいう勘違いザルは、芸能界を謹慎になった原因と同じことを、加護亜依と名乗るチビザルがやらかそうとしたときに、止められなかった(あるいは、止めようとすらしなかった)ということである。いくら年を取ってもサルはサル、実に情けない。

 ロリコンでサルということか。最低だな。

 監督する立場にいた者は前回と違う人物であるが、だからこそ、いわゆる「業界人」の未成年者の喫煙に対する意識の低さが痛いほど伝わってくる。

 それと同時に、事務所の社長がヌケヌケと

>特に未成年のタレントに対しては指導の再徹底を行っていきます。

などと言っているが、こういう発言の信頼度自体が地に墜ちているということを、この社長は知るべきだろう。こういう事件が起きたということは、東京の事務所でいくら「社会勉強と事務の手伝い」とやらをしていても、未成年の喫煙そのものに対する教育は行えていなかったということなのだから。

 このブログでも、少しずつ、未成年の喫煙をやめさせる論理武装をしていかなければならないのか。喫煙している大人がよく言っているものなぁ、「自分が喫煙しているから、子どもには言いづらくって…」などと。大人が喫煙することと、子どもが喫煙することは、まず医学的に大きな違いがあるというところから、少しずつ勉強していかなければならないのだろう。

 

2. 加護亜依は病院で、ニコチン依存という疑いでしっかり診察してもらうべきだ。ニコチン依存のせいでタバコをやめることができなかったという診断結果が出るなら、それは喫煙という習慣がいかに中毒性が高いものかという証拠の一つになる。加護亜依が芸能人であるかどうかに全く関係なく、周りのバカザル大人にそそのかされて(または黙認されて)喫煙習慣を身につけてしまったことは、患者として対処しなければならない問題であろう。

 JTは、必死に「喫煙には中毒性はない」と主張しているが、私はかなり疑わしいと考えている。

 

3. 今朝の報道では「加護亜依 芸能界引退へ!」などという扇動的な方向で伝えているが(スポーツ新聞の見出しなど)、周りにバカザルがこれだけいるということは、またほとぼりが冷めた頃に、

「加護亜依 私はこうしてタバコをやめました」

的な本などを出し、これをもってまたちゃっかり芸能界に戻ることになるのだろうなあと、私は邪推する。そして、「未成年喫煙反対キャンペーン」のシンボルになって偉そうに講演などをして回る可能性さえあるだろう。これを、私は「義家弘介パターン」と呼びたい(笑)。

 願わくば、こういう邪推が現実にならないことを祈っている。

 なぜならば、こういう事例によって、またしつけが足りないバカガキどもが、

「昔やった悪事を克服すれば、おつりが返ってくるくらい評価されるんだ~。じゃ、今悪いことをやっといた方が得じゃね??」

などと勘違いするだろうからな。この点でも、義家弘介は痛すぎる。

 

 昔やってた「真剣十代しゃべり場」にも、こんな議題を持ってきたバカがいたな。

「昔はワルだったってかっこよくないですか?だから、いまのうちにワルをやっておきませんか?」

…こいつの親の顔を見たい。

 


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1 コメント

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こんどは、妊娠だぴょん (ykimata@goo)
2007-05-08 14:33:40
痛いニュース(ノ∀`):【妊娠2ヶ月】 辻希美(19)結婚、お相手は杉浦太陽(ウルトラマンコスモス)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/970000.html
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