ちょいと用事が終わったあとで、これまたほしいものがあったのでアキバヨドバシへ、そして上にある有隣堂に行ってみると・・・
見慣れたあの表紙がいっぱい・・・!!
そう!知る人ぞ知る、「みすず書房」さんのフェアを有隣堂と共同でやってたのです!!
いや~、大学時代にはずいぶんお世話になりました。今でも時々はお世話になっています。この出版不況の中、不渡りがどっかで出て倒産でもしないかとけっこう心配していましたが、まだまだ大丈夫なようですね。
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アンチ・オイディプス草稿 |
フェリックス・ガタリ |
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みすず書房 |
こういう本、お金さえあれば、バンバン買って積んでおきたいわ~(読まないんかい!というツッコミは聞こえません)と思いながら、みすずコーナーだけで1時間弱もいろいろつまみ読みしていたような気がする。おかげで今日の記事をじっくり書く予定が狂ってしまった。。。。
見た目としてはこんな本が多いかな。
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生きがいについて (神谷美恵子コレクション) |
神谷恵美子 | |
みすず書房 |
もっとシンプルだと、こんな感じ。
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物語の構造分析 |
ロラン・バルト | |
みすず書房 |
みすず書房は、本文の活字が独特で、読んでいるといかにも「昔からある本だよな~」と、歴史を感じさせてくれる。読んで頭が良くなったわけでもないのに、なんか良くなった気がするんだよな(笑)。
そのうち、「みすずフォント」として売り出してほしいなあ。味があります。
このみすず書房フェア、残念ながら来週の月曜、10日までです。それまでにもう一回行けるかどうかというところ。理系の方も、朝永振一郎『量子力学』が上中下巻揃っていたりと、なかなかグッとくる品揃えなので、近郊の方がいたらぜひぜひ。
あ、最後に今日のニュースにツッコミを。
朝霞の公務員宿舎の「建設凍結」が今日決まったとのこと。国会であんだけ内閣側が「防御」した後で凍結というのが中途半端きわまりない。凍結なり中止するのならその前でやる方が支持率アップに役立ったであろうし、今やめると、公務員宿舎建設も公共事業の一つであるから、この凍結のせいで仕事がなくなる業者も出てくるだろうという「逆側からのツッコミ」も出てくる。
変えるタイミングをまちがえないことと、決定に対してはしっかりやり通すとこと。この二つがうまく行かないと、また短命総理で終わる可能性が高まる。その前に総選挙をしてほしいという気持ちは変わらないが。