塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 東アジアからみた日本 日本国考略

2011-10-27 05:53:36 | ミュージアム巡り_2011
 続いては1522年頃、明のセツ俊が撰編した「日本国考略」。
これは本格的な日本研究の嚆矢として知られている。
 倭寇による被害が頻発していた時期に編纂されたため、倭寇
に関しては“狡賢く貪欲である”“逆らったり服従したりして信用
ならない“といった記述がみられる。

 展示資料は、1565年に再版された刊本を江戸時代に書写した
もの。巻末の奥書に“天保六年乙未四月二十五日健斎正合”とあ
り、新発田十代藩主の溝口直諒が自ら校訂したものと考えられ
ている。
(国立公文書館:千代田区北の丸公園3-2)


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