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塩哲の空即是色

日々の徒然日記

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 團十郎の助六

2015-02-28 04:40:43 | ミュージアム巡り_2015
 勝川春章が天明2年(1782)5月に中村座の「助六曲輪名取草」
に取材した時の作品で、当時の助六「Danjuro ICHIKAWA V as
Sukeroku」は、五代目市川團十郎が演じている。
 この助六は、黒羽二重の小袖に紅絹裏、紫の鉢巻きを締めてい
る。当時、助六を演じる時は吉原や魚河岸から衣裳や小道具を贈
る習わしがあった。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 猿若町芝居之略図

2015-02-27 05:39:55 | ミュージアム巡り_2015
 次の画は、「猿若町芝居之略図」(天保13~14年・1842~43、
渓斎英泉/画、中野屋右衛門&三河屋善治郎等/版、Birds-eye-
view of Saruwaka-cho)。
 天保の改革で歌舞伎の劇場は、当時、江戸の辺境地だった浅
草に移転し、その町名が猿若町と名付けられた。この画は猿若
町を俯瞰で描かれた絵図。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 踊形容江戸絵栄

2015-02-26 05:41:19 | ミュージアム巡り_2015
 次の画は、「踊形容江戸絵栄」(安政5年・1858、初代歌川国貞・三
代豊国/画、濃州屋安兵衛/版)。
 歌舞伎の劇場舞台、花道に「暫」の扮装で登場するのは初代河原崎
権十郎(後の九代目市川団十郎)。見物している人々の楽しそうな様子
もいきいきと描かれている。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 大花火之図

2015-02-25 05:42:23 | ミュージアム巡り_2015
 隅田川の花火は、八代将軍・吉宗の時に飢饉や疫病で亡くなった
人を供養するために始められた。
 「江戸両国橋夕涼大花火之図」(19世紀前半、歌川国虎/画、
Fireworks at Ryogokubashi Bride in Edo)。川沿いには花火見物のお
茶屋が並び、また橋のたもとでは西瓜や飴を売る店もある。花火が
打ち上がることに“玉や~、鍵や~”と,威勢の良いかけ声も飛んだこ
とだろう。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)

ミュージアム巡り 探検・体験 江戸東京 上野花見

2015-02-24 05:45:11 | ミュージアム巡り_2015
 次は、「上野花見 両国川遊図屏風」(17末~18世紀初期頃、作者
不詳、Cherry Blossom Viewing in the Edo Suburbs)。
 花見の名所は昔も今も変わらない。現在の上野公園は将軍家の菩
提寺・寛永寺の境内だった。当時もここは桜の名所で、花見の時期
は多くの人で賑わった。
江戸東京博物館(墨田区横綱1-4-1)